1988年5月11日ー紫雲丸事故ー | LETTER

1988年5月11日ー紫雲丸事故ー

この前、瀬戸大橋のことを書いたとき、紫雲丸事故が、

本州と四国を結ぶ橋をつくる、きっかけになった、と話したね。

紫雲丸事故は、昭和30年5月11日の朝に起きた。

宇高連絡船ー岡山と四国の高松を結ぶ国鉄(今のJR)の船。瀬戸大橋ができたので廃止になった。

その中の一隻、紫雲丸が他の船と衝突、修学旅行の女学生ら168人が死んだ。

衝突の原因は霧。

瀬戸内海では、いまごろ、よく発生する。

南の方から移り流れてきた温かくて、湿った空気の塊が、冷たい海面で冷やされてできる。

これを「移流霧」という。現在では、霧観測網が整備されて、霧の発生を予報して

、警報が出せるようになった。けれども、小さくて突出にやってくる「ゲリラ霧」は、

つかまえにくい。この恐さは、車で山の中をドライブするようになったら、わかるよ。