1988年7月2日ー半夏生と砂時計ー | LETTER

1988年7月2日ー半夏生と砂時計ー

きょうは半夏生(はんげしょう)。半夏といわれるドクダミの一種が生えるころ。この日に田植えもおわる。一年も半分が過ぎてしまった。

 ある新聞に面白いことが書いてあった。

 一年用の砂時計があれば、きのう一日が上下を入れ替える日だ。

 ところが、この一年用の砂時計を作ろうと懸命になっている人がいるそうだ。

仙台に住む三十八歳の印刷会社経営者。

いま日本で売られている、もっとも大きい砂時計は「1時間計」(一万七千円)だ。この人が、これまでに作った最大の砂時計は、「八時間計」だという。高さは九十㌢以上もある。

 すでに、「二十四時間計」も試作品ができ、つぎは「一年計」。これだと砂を入れるところが直径一㍍以上になる。西独のガラスメーカーに相談したら「一つの工場がいる」と、あきれられた。できたら、中にゴビ砂漠の砂を入れるつもりだ。


◎現在は「仁摩サンドミュージアム 」に一年計がある。