私はあれほど、
一人でいたいことを願っていながら、
何という根気のない淋しがりやの女であろうか。
By 林 芙美子
全身全霊で戦ったような
恋が終わった後は
もう恋なんてこりごり、なんて思って
久しぶりに取り戻した一人の気楽な時間が
いとしくてたまらなかったりする。
誰かのために、
何かをしなければいけないことから解放されて
ただ、自分の好きなように生きていられる、
その解放感がすがすがしくて。
なのに、いつしかまた
ひとりを楽しめなくなってきてしまう。
そして特定の人の不在が
とてつもなくさびしく感じる時がまた来てしまう。
そんなことの繰り返し。
どちらも時にうれしくて
どちらも時にさびしいのは一緒だけど。
明日も一日あなたらしく過ごせますように