- ロシア幽霊軍艦事件/島田 荘司
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1993年夏、御手洗と石岡のもとに「暗闇坂の人喰いの木」事件以来、友人関係の世界的女優・レオナからの手紙が届いた。
その手紙には10年前にレオナに届いた少し変わったファンレターが同封されていた。
ファンレターの主は若い女性だったが、女性の祖父もレオナのことが好きであり、レオナに頼みがあるという。
アメリカ・ヴァージニア州に住むアナ・アンダーソン・マナハンさんに自分が謝っていたと伝えて欲しい。
そして、箱根にある富士屋ホテルのマジックルームにかかっている写真を見て欲しい。
老人はその言葉を遺言に息を引き取った。
レオナと石岡はただの老人ボケだと思ったが、御手洗にはなにかひっかかるところがあり、非常に退屈だったのも手伝って、箱根・富士屋ホテルに出かけることになった。
富士屋ホテルで待っていたものは「幽霊軍艦の写真」、そして・・・・
久々に御手洗シリーズを読みました
「おてあらい」じゃないですよー
「みたらい」という探偵(?)モノのシリーズです![]()
新刊も出てるのかな?でも、私は若い頃の御手洗さんが好きなので、
うちにある本を再読しました。
この本、「ロシア幽霊軍艦事件」ですが、とくに幽霊は出てきません。
それに、殺人事件も誘拐事件もない。
でも、そこに「謎」があれば、やっぱり御手洗さんは動いてしまうのですねー。
奇妙なファンレターから始まり、「幽霊軍艦写真」に行き、ついには、ロシア帝国の皇女アナスタシアの名前まで出てきます。
アナスタシアが出てきたときはビックリしました。
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このアニメ映画を観たことがあったので、ずっと童話のなかのプリンセスだと思っていたのです。
激動の歴史に生きたアナスタシアが、このアニメ映画のように「めでたし」で終わるはずもなく、
様々な伝説が残っていることを、この小説で知りました。
それは、伝説というにはあまりにもリアルなものもあり、
この本を読んでいると、どこまでが本当かわからなくなってくるほどです。
あまりにも突飛な展開ではあるんだけど、
ラストは本当であって欲しいと願ってしまう。
御手洗氏の推理も含めて。
追記:「屍鬼」もちょっとずつ読んでまーす
