「1876年、電話の発明に成功したアレクサンダー・グラハム・ベルは、『もしもし』と言いました。『もしもし、聞えますか?』と。1961年、ガガーリン宇宙飛行士は、宇宙船の窓を見て、『地球は青かった』と言いましたし、1932年、五一五事件で殺害された、犬養毅は、『話せば分かる』と言い残しました。さらに、かの、アインシュタインは、あの有名な、『いいジョークは何度も言わないほうがいい』という言葉を口にし、1981年には、あの宇宙人がこう言いました。『E.T.おうちに帰りたい』そして、です。240秒後、ここにいる皆さんは、おそらくこう言うに違いありません。『私は銀行強盗を見た!』」
で、おなじみ(?)の
陽気なギャングの日常と襲撃/伊坂幸太郎
を読みました。
上のなが~いセリフは演説名人・響野の見事な演説。
すごくタメになるようで、実は全然中身がないトロコが
お気に入り
さて、陽気なギャングが地球を回すの続編です。
クールな公務員、実は人間嘘発見器
喋ることが全部ウソくさい演説名人
動物をこよなく愛する天才スリ師
プロなみのドライビングテクと正確な体内時計をもつ女
の4人からなる陽気なギャング。
今回は前半が4人それぞれの短編という感じで書かれ、
それでも、少しずつリンクしていて、
後半に4人が銀行襲撃&その後のゴタゴタで1つのお話しに繋がる
といったものでした。
あとがきを見ると、雑誌掲載時は後半部分はなく、
前半の4つの短編も完全に独立した話しだったようです。
それが、
「この銀行強盗たちは、四人でわいわいがやがやと喋りながら
騒動に巻き込まれていくのが本領」(あとがきより)
ということで、大掛かりな改稿がされ長編になったようです。
伊坂さん、ナイス!
だって、4人の掛け合いは本当に楽しいのだもの。
ドップリと世界にハマりながらも、カルーイ感じで読めました
映画も素晴らしいキャストで楽しかったけど、
やっぱり小説の方が「言葉」がおもしろくて楽しい。
あぁ、もっと彼らの「日常と襲撃」をのぞきたい~
