『号泣する準備は出来ていた』/江國香織


号泣する準備はできていた (新潮文庫)/江國 香織
¥420
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江國香織さん。

2冊めかな?


前読んだのは、、、ナンだっけか?

タイトルや内容は忘れてしまいましたが、

なんだか、色んなことを感じとるのが難しい作品だった気がして、

それからずーっと、江國作品から遠のいていました。


久々。


『号泣する準備はできていた』

短編集です。

タイトルにものすごく魅かれて買いました。

タイトルを見た瞬間、あー分かる、って思ったんですよね~ 笑

(何が?と言われても困りますが、なんとなく。。。)


で、中身。

11話の短編。


どれも良い意味で、プツっって終わってしまう印象です。

プツって切れて、置いていかれる感じ。

それで、「後は、分かるでしょ。」って言われてる感じ。


いや、これ、いいんですよ。

こんな放置プレイも好き好き 笑


教訓じみたストーリーも、

何かを暗示しているかのようなあからさまな伏線も、

ハラハラドキドキの事件もおきない。


でも、

主人公が吸っているだろう空気や、

見ているだろう景色や、

感じているだろうぎこちなさや、

隠しているだろう悲しさの、

出来るだけ近い場所に連れてってあげるから、

だからあなたもそれを自分で感じ取りなさい。


そう言われているような感覚がしました。


---答えは教えてくれない、でもヒントは教えてくれる。---


そんな作品だと思いました。


って、こんなんで、伝わるかなぁ~?? (^_^;)