『人のセックスを笑うな』/山崎ナオコーラ


先日、テレビ番組『グータン』に、永作博美さんが出ていました。

彼女、アイドルだった頃は、

なんとなくパっとしなかった気がするけど、

最近とっても魅力的だなー、思います。

ステキな年の重ね方をしていらっしゃる。



愛想なくて、テンション低め?と思いきや、

次の瞬間、少女みたいにクシャクシャの顔で笑ってる。

ハードでスイートな感じ。


その番組での服装も、

ダウンジャケットに、ワンピ、デニム、ハードなブーツで、

どっちかっていうと、カジュアル。

で、髪の毛はふんわりして下ろしていて、時には若干乱れたりして。

自分が好きな服を自分のために、自然体に着ている感じ。

「らしさ」100点満点!



「らしさ」って大事ですよね~。

私は自分自身そんなにオシャレじゃないし、

ファッションの事、とやかく言えないですけど、

どんな系統であろうが、

オネエ系サンダルでも、おたく系メガネでも、ストリート系走る人でも、

「らしさ」が溢れている人は、オシャレだと思います。


で、永作博美さん。

彼女が主演の映画『人のセックスを笑うな 』の原作、読みました。

山崎ナオコーラさん著。


人のセックスを笑うな/山崎 ナオコーラ

年上の女性ユリとオレの短い恋。

大人、ときどき子供なユリと、

そんなユリをカワイイと思うオレ。

相手を愛おしく思ったり思われたり、

それ程でもなくなったり、やっぱめっちゃ好きだったり。

大事にしたり、突き放したり。

勝手に傷ついたり、勝手に喜んだり。


人の心は揺れ動く。

確かなものなんて、本当は無いのかも。

そのあたりの感覚、共感しました。


最終的に、離れていってしまうユリ。

彼女への切ない思いを、

オレは正面から受け止めて、そして共存していく。


どちらかというとマイナスの感情を、

追い出すのではなく、

やさしく包み込んで、暖めて、消化していく。

その感覚も、共感しました。


そんなに涙しない本ですが、

サラっと、気持ちよい風が吹いてくる様な、

そんな印象の小説でした。


おしまい