島牧村での暮らし・5 8月17日 | 苔生した北の森を歩く

苔生した北の森を歩く

タイトルの森もコケもほぼあげてません。ぴえん。

 

だんだんと台風の影響も退いてきた。波多野氏は自分のだだっ広い畑と体験農園を確認するため、午後からということで、午前中は商店の片付けを4人でやりました。前の日、夕飯を担当したスバルチャンが「体調がいぐない」と、(兄姉より先に)林さんに話していたが、軽度の熱中症だった様子。

黒の帽子に長靴にレインウェアみたいなのを着て、麦茶しか飲んでなきゃ「死にてえのか」というほど対策してないのも明白ですが。

 

商店に残された商品を飲料、紙、雑貨などに分別していると、近所のばっちゃんが訪れ、裁縫道具を貰っていきました。商店がやっていた頃をよく知っている方で、店の人の事も家の事もご存知でした。

昼頃、スイーツ先生がおにぎりを作っている時間にキラキラレジェンドキラキラが来訪。ほぼ毎日商店の前を通るそうな。レジェンドから化け物みたいなナスとキュウリ、ズッキーニ、エンドウ、スイカをたっぷりいただきました。

 

午後、波多野氏到着。商店で出た燃えるごみを畑で燃やすため、裏山へ。

都会ではうるさく言われますが、田舎では自由なのがいいところ。

この川から、畑に引水している。カエルもいます。

 

その後、自身の疲れもあるのか、波多野氏も愛する賀老のブナの森へ。

エゾゼミの抜け殻。カマの形が特徴的。2節と3節は同じ長さ。

 

川まで下りるとスバルチャンがいたので、急斜面をボルタリングして上り、ブナ林まで。見上げれば黄緑色の木漏れ日と、白っぽい林をさわさわと涼しい風が吹き抜け、なんとも気持ちいい。岩に座っていた波多野氏も「いいとこだべ!」と満足気。

エゾリスの貯食。

この後、新しいクマのフンの匂いがして、早めに崖を立ち去ることに。

でも立ち去っても臭い。私がクマのフンを右足で踏んでたからである。降りてみると、渓流の岩に座って眺めていたスバルちゃんが、岩からガクってなって右足をふくらはぎまで濡らしてました。

 

姉妹だな・・・