今日は雨、後に曇ってちょっと蒸す。
今日は早朝散歩に出かけることができなかったので、
部屋で先日購入したスマホの設定などをして遊んだ。
そう、今日は遊び、というか、「逃げ」について考えた。
人々は様々な目標、希望に向かって日々努力している(はず)。
でも、日々体調は異なるし、気分もころころ変わる。
それでも自分で決めたゴールに向かって行動を起こしていなければ
決して自分の目標や希望は達成できない。自明である。
そう、人は行動の原動力である、
前向き、モチベーションに注視してこれを常に維持する
方法を考える。私も基本的にそう。
でもね、
ほんのちょっと前まで鬱病で寝込んでいた私には、
もう50歳近い私には、
この生活はたまにキツイ時があるんですよ。
前向き、モチベーション等、たぶん右脳が支配的なこの気分には
習慣化が良いことは少ない経験ではあるが私も実感している。
しかし、
就寝がたまたま遅くなって翌日のつらい起床のとき、
今日の様に雨が降って外出の出鼻が挫かれたとき、
疲れが溜まってどうもこうも体が言うことを聞かないとき、
・・・・、
とにかく、習慣が途切れそうになる、いや途切れる。
完全主義者のきらいがある私は、
小さな、小さな、小さな、習慣を行わなかっただけで、
それは、それは、それは、嫌な気分になる。
これは前向き、モチベーション維持には大敵の気持ち。
さぁ、どうしたもんか。これに関しての助言書はあまりない。
私は何か困ったことがあると、
人生の中で自分が一番努力していた時期、
高校生の3年間を振り返る。
私の通っていた高校は今は死語に近い、スパルタ学校だった。
とにかく一生懸命に勉強をしていないと居心地が悪くなる。
常にあの退屈な勉強を常に維持しなければならない。
遊びたい盛りなのに、眠いのに、ただ勉強しなければならない。
勉強をしないと下のクラスにされてしまう、
でもやりたくない、ただボーと机に向かっているだけ、
ノートを前に動かない鉛筆、
なんともならない。
でもなんとかしなければ、
と考えているうちに、
いろいろ試してある方法に行き付いた。
私が行ったことは、
やりたくないときは、
やりたくなるまで、焦るまで、
別のことをする。
英数国の重要3教科は本来毎日勉強しなければならないが、
やりたくないときはとことんやらないで、趣味の物理本などを読む。
1週間くらいそのような、ある意味「逃げ」をすると、
あら不思議、焦ってくるのか、
つまらない英数国が、やりたくなるのである。
そうするとやりたくなってやり始めたのだから楽しく(?)熟せる。
おかげで成績はある程度居心地を悪くしない程度はキープできたし、
なんと言っても「逃げ」の出しに使われた物理、これが学年で1番になった。
そして、その後、物理系への進路を決めるのである。
この経験を思い出した。
今の前向き、モチベーション維持のための習慣化生活、
これを続けるために、やりたくないときは、
逃げよう
16、7、8の高校生の子供でもすぐもとに戻ったのだ、
況や50歳においてをや。
実は今日がその、ちょっとやりたくない日。
結構疲れもたまってきたのだろう。
睡眠不足もある。
逃げよう
高校生のころよろしく、
物理をしよう
また習慣化生活に戻りたくなったらやる。
「逃げ」てるあいだは休んではいけない。
休むと体はそれに適応する。
エネルギー最少の原理だ。自然は楽を求める。
だから、
「逃げ」の時は何か別のことをやらなければならない。
ただその別のことがちょっと自分にとって粋なだけ。
ちょっと視点を変えた、
前向き、モチベーション維持に向けた習慣化の話でした。
今日は早朝散歩に出かけなかったので写真はお休みです。
・・・おわり