死にたいは「助けて!」の心の悲鳴 | 『℃LUTCH』

死にたいは「助けて!」の心の悲鳴


Mと別れ、ぼっかり穴があいてしまった

まるで4才の頃、母親に置いてかれたことを

重ね合わすかのようだった…


愛する人が僕を残し

僕から離れてしまったと…

札幌にはもう僕の居場所はない

そう、心の居場所は何処にもなかった


そんな時だった

兄が東京で働いていて東京に来るなら

家にくればいいと言ってくれた

僕は兄を頼りに東京に戻ることを決め

働かせてもらっていたバーを辞め

ネットの誹謗中傷から逃げるように

東京へと向かった


※某掲示板のスレッド

スナック子牛@(実家の地名)は

相変わらず荒れていた

敵は味方にありじゃないけど

こういうのって身近な人の確率が

高かった時代だった気がする


でも、今は不特定多数の人が

ネット上で誰かを誹謗中傷し

傷つけ、追い込み、命まで奪ってしまう

昔から変わらないネットでの誹謗中傷

人を傷つける行為(いじめ)は

いつになったら、なくなるんだろう…

このまま一生続くのかな…


誰かの存在に支えられ、時に支え

人の優しさや愛を感じて

生きているはずなのに、、、


「人は強がり、時に装って生きている


それが憶測を呼び攻撃される

嫉妬もあるだろう

誰かがしてるから自分もするって人もいるだろう

自分は叩かれる側にはならない?


実際、その立場にならないと

辞めることはないのかな、、、、。



東京に着き、兄に連絡


兄「ごめん、やっぱ家、無理だわ」

僕「どうゆうこと?行く場所ないんだけど!」

兄「ごめん、他探して」


そんなやり取りだったか

僕は兄の言動に怒りと同時に落胆した


行き場を失くしてしまった


僕は大きなスーツケースを引き

ただ宛もなく東京の街を歩き続け

行き着いた場所は新宿二丁目だった


そして僕は

カフェバーで働いていた頃の

お客さんだった

売り専のオーナーに連絡

僕はそこで働くことを決め

ボーイの寮に入ることにした…


行き場を失くし

身も心もボロボロで

どうせ死ぬから

もうどうでもいいやって

気持ちになっていたのだ…


ボーイの寮の2段ベット

周りには知らないボーイ達がいる中

僕はmixiの日記をアップした


「生きているの

もう疲れちゃった、さようなら…」


そこに1通のメッセージが届く


T「はじめましてTと申します

日記見ました、もし良かったら

死ぬ前に会って話しでもしませんか?」

僕「どうせ死ぬし話すくらい、いいですよ」


僕は、ここにはもう戻ることはないと

スーツケースに荷物をまとめ

誰にも何も言わずボーイの寮を出た…