半世紀以上継続販売され、広く親しまれている森永チョコボールの「金のエンゼル」を当てました。

存在は周知ですが当選は初めて、写真で実態は把握していましたが現物を目の当りにすると感慨無量です。

子供の頃は自由に購入出来ず、母親や祖母に頼み時折の購入でしたので当選は希でしたが、それでも「銀のエンゼル」を3枚位保有していました。青年時代には殆ど菓子とは無縁でしたので、残り2枚を集める意欲も無く処分した記憶があります。

1992年から独棲を始めますと買物の序に菓子を購入する様になり、量と価格が手頃なチョコボールを比較的頻繁に購入する様になりました。

その時に始めたのが直観力の試験です。当選品を看破し得るかとの実に単純な事ですが、神経を集中すると意外にも高確率で「銀のエンゼル」が当選し、2個同時に購入した時に2個とも当選した事もありました。ですので景品の「おもちゃのカンヅメ」を2個(10枚分)入手、現在手元に4枚あり残り1枚の待機状態です。

今回は久々に一人で買物に行き、チョコボールの棚を見ますに当選品が判りましたので、手に取りますと何故か二回程手から滑りましたが、今回は他の箱とはせずに購入。外装のセロファンは店内で処分しますも当選を確認せずに帰宅、買物の品を分類中に確認しますに「金のエンゼル」には驚きました。

「銀のエンゼル」は印刷ですが、「金のエンゼル」は金押しです。朧げな記憶ですが以前の「銀のエンゼル」には「銀」との漢字印刷がありませんでした。黄色地に銀インクで印刷する為に金と勘違いされる例が多く、見間違え防止の為に漢字印刷が為されたと思われます。

 

音楽史研究家 郡修彦