2013年8月21日

 報道によると秋田書店が女性向け漫画月刊誌にて愛読者への景品を当選者より少なく発送していた事が露見して消費者庁から景品表示法違反の措置命令が出されたとありましたが、実は40年前の少年時代からかねがね疑問に思っていた事でした。豪華景品を餌に多数の応募をせしめ応募葉書は名簿業者に転売、当選者は架空の名前にすれば一切の投資をせずに利益が上がる筈と子供心に考え、同級生に言いましたが一笑に付され疑心暗鬼扱いでした。しかし、多数の同級生は沢山応募しても全く当選者が周囲に居ない事には違和感を覚えていましたが、応募者多数につき外れと納得していた様です。
 同様の都市伝説ですが、宝籤は販売枚数と番号はコンピューターにて完全管理されています。抽選日には高額当選番号は返品宝籤の中から選出される仕組みになっており、低額当選のみが実在の番号との話があります。これも僅かの当選金により莫大な売り上げが入るとの仕組みですが、本日の秋田書店の話が実話ですので、案外都市伝説では無く事実かもしれません。周囲に高額当選者が居ますか?

音楽史研究家 郡修彦