"楽しいはずの事"を義務でやってるなんて良くある事だ
会社の飲み会の参加や社員旅行なんて最たるものである
そこそこ楽しいけど
義務は義務

当然ながら義務感しかないわけで
「あーこの時間もったいないけど参加しないと後が困るからなあ」
としか思ってなかったりとかして
頭の中はは愚痴だらけ(苦笑)

ニュースで見る政府の「コロナ対応」なんかもそうかもしれない
やらなきゃいけないからやっている
東京都もそうだろうな
お金がたくさん入って実績にもなるオリンピックは絶対やりたいって思ってるんだろうけど
コロナ対応とか都民の救済はご自分的には義務感なんだろうな、、、
まぁ他の人が都知事でもそうなんだろうけどね



昨日ゾイドワイルドZEROを見たせいもあって
考える
「地球は下手したらあと半年しか保たない!どうする?!」
という事態になって
ついこの前までお互いにゾイドに乗って戦争してたはずの人たちが
一緒になって「地球をなんとかしなきゃ」と行動する
と、いう話だったのだ
(もちろんそれでも「敵」はいる)
地球をなんとかしなきゃと行動する側の人達は
自分から「地球を救う方法があるんだから救いたい、だからやるんだ」という思いでやっており
地球の危機を見て諦めたり傍観したりしたくないわけだ
教条的ではある。子供向けアニメだしね

彼等の心にあるのは
昔のヒーロー物や大人向け勧善懲悪ドラマによくある
「使命という名の義務」
ではないのである
各々がそうしたいからやっているのだ

考えてみたら、すごいな
義務感で「地球を救わなきゃいけないからやる」のではないんだからね

思い出してみると
大日本帝国時代に若くして戦争に行った人たちは
一応は志願という形ではあったけど
ほとんどが「義務」そのものだったという話を聞く
だから昔のヒーロー物やロボット物は
主人公に「使命」なんて言わせて義務感たっぷりに戦わせてるような物がとても多い
書いてる側が戦争を体験した世代だから致し方ないのだろうと思う
それは悪いことではないけど
これからは自発で行動を起こす人たちの話を増やした方が良いのではないか?

もう世界はヤバいってニュース見てたらわかるでしょ

諦めてたり
冷めた目で傍観してたり
現実逃避に走ってたり
あるいは「良いこと」を義務感たっぷりでやってたり
そんな人達が作品中にも現実世界にもとても多いからだ





大人向けでも「危機に対して自発で何かやる」ってテーマで何か作った方が良くないか?
あ、感化されたら後々色々面倒になるからやりたくないのかも…
でもやった方が絶対にいいと思うから
作品を作る側のみなさんは是非ご検討ください