では今からは一番の核となる、具体的に何をするのかということについて書いていきたいと思います。
とは言うものの、若い世代で団体を作る、というこのプロジェクトの中心を成すものが「一人一人の独自性」です。当然これから団体として何をするのか、というのは参加する江南生みんなで考えることです。
その前提の上で、ぼくが個人的に実現に向けて考えていることも何個かあります。
まず一つ目は、団体を立ち上げるに至った経緯でも話した通り、今の時代国民がもっと社会に目を向けなければいけない。そのために一方的ではなく双方的に正しい情報や知識を得て、一人一人が自分の意見を作っていく。
具体的に言えば、まずはシンポジウムや学習会。それから、震災について取り上げられている特集や映画を上映する機会を作ることなどが挙げられます。
市民文化会館や市役所などの多人数を収容出来る場所を借りて、まずは一方的に情報を与える。その後で、参加者同士が意見交換をする。これで双方的な情報が得られる場は確保出来ます。
現在、フォローしてくださってる尾北民主商工会の方達にそのような公共施設の手配のノウハウを教えてもらっている段階です。
シンポジウムや学習会の内容は何も原発や震災に限らず、それこそみんなで意見を出し合ってそれぞれが学びたいことをテーマにしていけばいいと思います。
個人的にはソーシャルネットサービスについての学習会などは、これからの若い世代にとってかなり需要が出てくると思います。
それから地域レベルで考えたとき、農業などの第一次産業をもっと知ってもらえればお年寄りの方も嬉しいんじゃないかと思います。個人的にも農業は興味があるので、付加的にやれれば良いなと思うテーマです。
学習会を開くなんて、供給側はかなりの知識とか情報が必要なんじゃないかと思うかもしれないですけど、そんな人ほとんどいません。自分も人に教えるほどの知識は持ち合わせていません。しかし、自分たちが必要な情報や知識は、周りの人たちも同じように必要としています。分からないことは一緒に身につけていけばいいんです。ただ、その一緒に考える場が無い。当事者としての意識を持てる環境が無いから作る。そういう場所を提供出来さえすれば、必然的に知識や情報の質は向上します。
それと二つ目は、次の世代の就活生のサポートです。これだけの就職難の中で、自分一人だけでモチベーションを保つのは難しくなってきます。先輩の話を聞きたい人は、たくさんいると思います。これは当事者である江南高校の同級生なら分かると思います。
これもシンポジウムのような形で、意見やアドバイスを双方的に聞ける場が必要です。社会問題や震災の問題とは違い、自分たちが当事者である分、スペースと聞きたい人たちがいれば成り立つことです。しかしこれも地域レベル、ましてや学校レベルでもほとんど有用なサポートはされていないのが現状です。
先生や大人たちにアドバイスをされても、時代が違うから参考にならないと思ったのは自分だけではないと思います。ニーズがあるのはついさっきまで当事者だった人の話です。
話が少し後戻りしますが、当事者で言えば放射線の問題があります。被爆国と言えばオカルトのように聞こえるかもしれませんが、原発が54基ある日本には放射線の問題は必ず無視出来ません。ここでは原発が善か悪かとかの話ではなく、放射線について正しい情報を持っているのかということがポイントです。
シーベルトとベクレルの違いが分かりますか?1ミリシーベルトと500マイクロシーベルトの線量の差が分かりますか?
正直分からない人が多いと思います。この辺の地域の人たちは当事者ではないから仕方のないことなのかもしれません。だけど、こういうことも知らずに、反原発だとか原発推進だとか言う人たちが多過ぎると思います。
当事者としての意識。それを持つには自分たちの住む地域の放射線量がどらくらいあるのかを知ることがまずは必要だと思います。先ほども紹介したスポンサーの方に測量器を貸して頂けることになったので、江南市内の色々な場所を測量して、Twitterなどで公開する。そういうことも考えてます。
しかし、またここで問題が出てきます。それは江南市はまだまだクローズな地域であるということです。人口約10万人の内、4万人ほどが高齢者と言われる人たちです。反対に、10代後半から20代中頃までのいわゆる若者世代は1万5千人前後です。その中で、ネットやSNSなどをアクティブに使っている人たちは僅かです。Twitterでは限度があります。
一番実現するのに苦労すると重いますが、新しい地域のメディアを作ること、それが出来れば一番の地域貢献活動になると思います。
クローズな地域ではやはり紙の媒体の方が馴染みやすく、手に取りやすいです。地域新聞のような、もっと簡易的なフリーペーパーなようなものを作ることが出来れば、一番良いです。
ですが問題はやはり資金面になってきます。スポンサーがいなければ中々難しくなってきます。そのためにはまずは地道な作業で市民や企業に認めてもらう。本来はこれで二年ほど費やすのが妥当だと思います。
それを補うスピード感、決断力、想像力、言えば「行動力」です。とにかく行動すること、行動力を養う。最初の一歩さえ踏み出せば、あとはみんなで一つになる。一人一人の力が必要なんです。
江南市を若い世代で盛り上げる。
その初めの一歩を江南高校OBで踏み出す。
江南市を新しくする。アップデートする。最近流行りの言葉で、「2.0」です。
「江南市2.0」
これがやりたいプロジェクトです。
取り敢えず団体の意義や目標などはある程度、知ってもらえたと思うのであとは参加してくれる江南生を随時募集します。Twitterでもメールでも友人伝いでも何でも良いので、レスポンス下さい。
