Eminem

２０２２年４月２４日（日）

土曜日に引き続き、曇り時々雨、肌寒い天気。

いつもなら週末はハイキングにいったりする我々も、今日は家にいる日にしよう、とした。お仕事机の配達はまだ来ていないが、これから本格的に夫のお仕事部屋になる、今までお客様用兼ワークスペースだったお部屋のベッド解体に取り掛かった。木の可愛いベッドだが、継娘のUもお客様もそんなに頻繁に来るわけではないし、マットレスが２つあれば、リビングに敷いてなかなか快適になるため、Ebayで売ることにした。新しいお仕事机を迎え入れることにともなって、夫が今まで使用していた机が私にお下がりで渡ってきた。一つの部屋に二つ机が配置できるように、その机の位置も改めて、図らずも、この度私専用の活動場所ができたのである！このブログも今日からここで書いている。定職についているわけではないので、お年賀状を書くにしろなにか他のことをするにしろ、自分のスペースを持つ欲などなかったのだが、そういう場所があると実にけじめがついたような、やる気がでるような、居場所があるような、良い効果があることが判明した。

タイトルがエミネムであるのに関係ない午前中の話題で本題のようになってしまったが、その後の午後は二人とも結婚後初めてじゃないかというほど、だらだらして、マドレーヌとホットミルクをひたすら消費し、何か読んだり、途中でマドレーヌを食べすぎているのではという罪悪感から豆腐サラダを用意したり、Netflixで映画を見たりして、ただただ時間が過ぎて行った。

十分に暖かくならないのに日だけがのびて、２１時くらいまで明るいので、うっかり夜ご飯に取り掛かるのが遅れるのだが、この日もふと時間をみると１７時半だった。散らかったままの台所を二人で片付けるときに、珍しくHiphopが聴きたくなり、YoutubeでHiphop Mixを選択するも、流れてくる音楽は、我々がその時求めていたクールで危険な雰囲気がイケイケのHiphopではなかった。こういうのじゃない！とはなりながらも、実際音楽に詳しいわけではないので、当然、一体我々の今の気分にあったHiphopが誰のなんという曲なのか、適切な検索ができずにいたところ、夫が無難にエミネムをかけた。

そう、無難なので敢えて選択しなかったのだ。しかし、かかればもうエミネムのものである！なんとジーニアス。やっぱり最高です。ご機嫌に次から次へとずっとエミネムをかける我々。だらだらのどうしようもない部屋に活気がもどる。

今日のワインはLAIBLEのリースリング。夫は期待したほどでなかったと言っていたが、私は満足だった。塩麹漬けの鶏胸肉をお酒で低温調理して、余っていたご飯を蒸して温かくして、パクチーと唐辛子でタイ風ダレを作って良しとした夜ご飯の後、再びマドレーヌとホットミルクをお供に、終いには８mileまで鑑賞した。