4/26付けの読売新聞朝刊によれば、経済産業省は大企業が事業の一部を切り離し、スタートアップ(新興企業)として独立させる「カーブアウトベンチャー」に関する手引き書を、初めて作成したとのこと。大企業に埋もれた技術に光を当て、技術革新を後押しする狙い。経産省が近く公表する、とあります。

 

カーブアウトベンチャーとは、高い技術を持ちながら、大企業が主力にならないと判断した部門で、社員が独立するなどして新たに「新興企業」を設立することを指し、独立によって意志決定を迅速化して事業拡大が見込めるようになれば、市場からの資金調達も期待できる、と。

 

元の事業会社のくびきを離れ、競争環境に最も適した事業遂行能力を構築することを重要視し、大企業の人事制度を持ち込んだり、影響力を保つため20%以上の高い出資をしたりすることを控えさせるようにもするらしい。内閣府などによれば民間企業の研究開発費は、大企業が約9割を占める一方で、大企業で事業化されない技術の約6割が消滅しているとのこと。

 

「カーブアウトベンチャー」という(私にとっての)新語、ネーミングの可能性を探ってみました。

※便宜上、カーブアウトを姓、ベンチャーを名として観ました。

 

カーブアウトベンチャー

【遺伝】13、【対人】19、【本能】11、【本質】5、【天命】24

 

この順番は、成長順に強く現れるキャラとしての意味もあり、13画は【遺伝】によるもの、この企業が生まれる前の段階の運勢と言えます。もともと大企業の持つ技術なので、知識の集大成たる13画でも何ら不思議はありません。続いて現れる【対人】の19画は、才知とセンス、事業の成功という良い面を持つのですが、いかんせん成功が短命に終わりがち、という暗示もあり、決して油断はできません。

 

次に現れるのが【本能】ですが、11画は〈逢春運〉とされ、天恵を受けてドンドン成功する吉運。少々の障害をものともしない意志の強さもあり、新興企業の黎明期にはふさわしいでしょう。そして【本質】の5画は〈異郷出世運〉であり、新興企業が本社を発展と同時に次々に引っ越しするのをサポートします。外国に縁があるのも、グローバル時代には強みとなりそうです。

 

最大のポイントは【天命】の24画でしょう。〈興産運〉と呼ばれる、金・モノ・人が寄ってくる大吉数です。企業としては最高の【天命】でしょう。気になるのは事業運とされる「8系列数」がないことでしょうが、これだけ有効な画数が揃っていれば、このネーミングは合格ラインでしょう。19画という若干問題のある画数も、他の画数で十分にカバーできるはずです。