(日経Web刊より)

財政危機に陥っているギリシャからの報道によると、パパンドレウ同国首相は10月31日、ユーロ圏首脳が27日に合意した金融危機封じ込めの包括的対策について、受け入れの是非を問う国民投票を実施する意向を示した。

包括策については国民に反対意見が多く、首相は危険な賭けに出たといえる。

与党議員との会合で語った。

国民投票で万が一、反対票が多数となれば包括策が振り出しに戻ることになり、市場を含め、大混乱を招きかねない。

国民投票は年内か年明け早々に実施される見込み。

首相は「国民に国の命運を決断してもらう」と強調。

また、近く国会での内閣信任投票を求める方針も明らかにした。

(http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2E3E2E2EB8DE2E3E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2 )



EFSF(欧州金融安定基金)のレバレッジをかけた賭けに嫌気を感じていたが、ギリシャが国民投票によって受け入れを決めるというのは吐き気を通り越して自分の耳を疑ってしまった。

ギリシャ国民が他者からの干渉と緊縮財政を受け入れないのは明白で、まさに衆愚政治という言葉にふさわしい。

偶然かどうかはわからないが、人類の歴史上最初の衆愚政治はポリスの時代のアテナイだという。

それからプラトンは哲学者が王となって独裁政治を行う哲人政治を提唱するが、その思考の遷移をならって後年ナチス・ドイツが台頭したと。

歴史はどの部分まで繰り返すんでしょうなあ……。