神父さまは、
「あなたのあやまちは、
神さまのお心をお悲しません。
私は神さまの代理者ですから、
主があなたに大変ご満足である
ということを、
神さまにかわって申します。」
とおっしゃいました…。
ああ!
このようになぐさめに満ちた
おことばをうかがって、
どんなにうれしかったことでしょう…。
あやまちが神さまのお心を
お痛めしないこともある
ということは、
それまでに一度も聞いたことが
ありませんでした。
この保証は、
私の心をよろこびでみたし、
この島流しの人生に耐えていく
力をあたえてくれました…。
テレジア自叙伝