時間が経ってしまいましたが
今回のkrush名古屋大会も
素晴らしい大会でした。

何と言っても、今回は小澤海斗、野扖正明の小比類巻道場のトップ2人のメイン、セミファイナルです。
この2人の名古屋大会まで僕が指導をしてきました。
ミットを持ち指導に明け暮れる日々、2ヶ月で15キロ痩せてしまいました。
それほど彼らの攻撃力を受けるのはエネルギーが必要です。
ちなみに僕が指導すると彼らはきちんと勝ってくれます。
そんな選手をこれからも沢山作って行きたいと思います。

野扖選手は、何と言っても1RKO勝ちでしたね。
文句の言いようが無い三日月蹴りでした。
毎日持つ蹴りの中でよくわかっていますが、試合前の三日月蹴りはミットの上からでも威力が倍増していましたね。

それでも、
1度立って来た相手には気持ちの強さを感じる程でした。
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海斗選手は、何と言ってもパワーの相手に対して、相手の土俵に付き合い、どつき合いを制した事に、勉強の一つになったと思います。
もっと良い作戦があったのはもちろん、もっと簡単に倒せたのはもちろん、それでも相手の土俵で戦って勝った事に危ないとこもあったが、気持ちの面で一皮向けた試合だったと思います。

相手の大岩選手も良い顔してましたね!
強かった!

世界王者と戦い、防衛戦も行い、次回は世界トーナメント進出と、激戦は続きますが、しっかりとサポートし世界王者として小澤海斗、野扖正明を作って行きたいと思います。
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そして、もう一戦
負けたけど頑張った男がいます。

記村一成。

格上の相手に対し、怖かったと思う。
怖くて怖くて仕方なかったと思う。




それでも、僕に怒られ練習しながらも、大会当日を迎え、相手にローキックを畳み込み、ダメージを与えた事に、今後の自信に繋がったと思います。

彼には、クラッシュで活躍して行く実力がある事に確信が持てました。

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(左、仲良しの相棒 細越智貴)
細越が道場に戻り、記村選手のモチベーションもアップしました。
2人は今後Krushにどんどん上がって行きます!


こうして次回9月は、K-jee選手がK−1の舞台に立ちます。
必ず勝たせ、彼の強さを日本中に知らしめて行きたいと思います。
ちなみにK−1選手で彼に腕相撲で勝てる選手はいないでしょう!
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それにしても、全選手のミットを毎日持つと僕の身体も壊れてしまいます。
頭も腕も腰も足も、全部が悲鳴を上げます。
でも、こうして選手が勝つ事が
人生のお手伝いをして、そして共に夢を追って、毎日が、青春の日々です。

いつも、小比類巻道場を支えてくれる皆さんに感謝しています。