~地域のことは、地域で決める

「地域協働協議会」という新しい地域組織

寝屋川市内の各小学校区で立ち上がりはじめています。


地域の自治会長さんからの情報や

「広報ねやがわ」への記載を通じ

この名称については、かなり浸透してきた感があります。


この趣旨目的、概要について

種々ご質問をいただくことが増えてまいりましたので

ここで整理したいと思います。


~地域協働協議会とは

・小学校区ごとに組織する

・従来、個々に活動していた諸団体(自治会、校区福祉員会、PTAなど)が協働することを目的とする

・地元自治会の参加は必須

・市から補助金が交付される(使途は一定のルールあり)


おおまかに言うと、このようなものであります。


個人や団体による「協働」は、言葉では簡単ですが

実際これを推進するのは、簡単ではありません。


私が勝手に想像する事例は…

(あくまで想像であり、実現可能性は不明です)


【高齢者福祉】

外出援助サービス車両の購入

および、有償ボランティア確保、事務局設置

(協議会の役割:物品購入費+ランニングコスト)

(地域諸団体の役割:自治会にて利用者募集)


【教育関連】

ボランティアによる放課後学習支援

(協議会の役割:物品購入費)

(地域諸団体の役割:PTA、子ども会から、参加児童募集)


【地域福祉全般】

民生委員さんに、アシスタント設置。

(協議会の役割:アシスタントの実費弁償、役割の企画)

(地域諸団体の役割:アシスタントの位置づけ検討)

(行政の役割:個人情報の取扱につき、民生委員との整合を検討)


【防災関連】

緊急避難物資の積み増し。

(協議会の役割:物品購入費、災害発生時のルールづくり)

(地域諸団体の役割:ルールに基づく、物品の分配)


などなど、これまで1つの団体だけでは

実現困難であろう事案が、

「複数団体の協働」と「財源の確保」により

面的な活動の実施が期待できるものであります。


とはいえ、現状は

組織づくり(参画団体の選定、組織形態)、

拠点づくりの段階で、行政としても手探りの状況です。


大きなトピックがありましたら

また、ご報告いたします。



~追伸

私事ですが、先日5月19日をもちまして

結婚生活が2年目に突入しました。


「新婚気分」というよりも「生活感」が漂う毎日ですが

家の中が平穏であることについては、妻に感謝をしているところです。