~「常識」こそ、議員の判断基準

先日そのようなお話を聞き、なるほどと思いました。


もちろん、わが国は法治国家ですから

紛争時の判断や、行政手続きについては法令が標準値でしょう。

しかし、すべての事柄につき

法令に不足がないとは言い切れません。


たとえば「国民年金保険料(基礎年金)」

支払は義務ですが、罰則規定がない。


たとえば「下水道法」

公共下水道への接続は義務ですが、罰則規定がない。


議会人として、事案に関する周辺の法令を踏まえることは

もちろん大切です。

それと同時に「常識」に照らし合わせ

必要なことは議会で問います。


己が「常識」と思っていることも

無理筋を推すあまり「非常識」に堕ちてないか。

自省の念を忘れてはなりません。



粘り強い交渉は「内科的」

政治による決定は「外科手術的」

事案によって使い分けは必要です。

行政との対話の中で、方針を考えます。


「常識」の感度向上と、「議会で問う事柄」の収集は

日日の地域活動がベースです。



と、あらためての決意表明ブログでした。