国で、2012年度補正予算が
参院での可決をもって成立しました。
緊急経済対策として、13兆円の補正。
そして、わたしたちの寝屋川市におきましても本日
上記経済対策事業分も含め、大型の補正予算が可決されました。
その額、一般会計で約40億円。
おもな事業は…小中学校の耐震工事、
市民会館、本庁舎別館ほか耐震設計委託費
などです。
年度末、ということもあり
資金の余剰も見え始めたところで
過去に起債(地方債を発行すること)した利率が高い地方債の
返済にも資金を充当。
足元、資金繰りの好循環が見え
本日議決の補正予算(案)に対しましては
異議なく「賛成」とさせていただきました。
但し早晩、(本市に限らず)地方自治体にとって
苦しい局面もやってきます。
国は赤字続きであり(毎年、赤字国債を発行しています)
取り分け、今回の緊急経済対策に関しては
その財源として赤字国債の追加発行が必要です。
国が赤字で、地方が黒字基調。
このような状況は長く続きません。
地方交付税(国→地方へ交付される)の
算定方式が変更になり、結果、減額となれば
財政力指数0.72(※)の本市としては、
現状比、タイトな財政運営を強いられることになります。
(※)財政力指数…市の経常経費につき、国費への依存度合を示すものです。高いほど良好。
その日のために
国費がつくインフラ整備は早急に行いつつも
(経費削減、赤字債発行の抑制など)スリムな財政運営を
継続する必要があります。
来月には
平成25年度の予算審議がはじまります。
私、井川は「総務常任委員」として
所管する分野(経営企画、財政、人事総務、ほか)につき
慎重審議を行ってまいります。