議員のおもな仕事(権利)のひとつに
「質問」があります。
~質問とは?
執行機関(行政)に対し、事務の執行、および
将来への方針につき所信を質すこと。
また、本市の議会における「質問」は下記の2種類。
(臨時のものを除く)
(1)一般質問
…本会議場にて行う。事務分野を問わない。
(2)所管質問
…所属する常任委員会(総務、厚生…など)にて行う。
所管する事務に関してのみ、質問可。
あすは、(2)所管質問(総務、建設水道)が行われ
私は総務常任委員会にて所管質問を行います。
~所管質問の項目内容は、下記ご参照ください。
http://www.city.neyagawa.osaka.jp/var/rev0/0031/1727/201291495230.pdf
なお、私があす質問する項目は、以下の3点です。
【(1)パブリックコメントについて】
公的な機関(役所)が、
法律などの規則、命令の類のものを制定する際、
これが市民生活に大きな影響を及ぼす場合に
意見・改善案などを広く一般に公募する手続きをいいます。
国においては「行政手続法」のなかで義務付けられています。
が、地方においては「努力規定(やったほうが良い)」
と、されています。
寝屋川市においては
「寝屋川市パブリック・コメント手続要綱」にて、
そのルールが規定されています。
http://www.city.neyagawa.osaka.jp/var/rev0/0031/0800/201112292125.pdf
これに沿った運用がなされているか、
あるいは今後もなされるのか、
具体的な事例も交え、議論して参ります。
【(2)行財政改革の判断のベースとなる数値の考え方について】
本市における行財政改革の根幹となる
各種計画があります。
http://www.city.neyagawa.osaka.jp/index/soshiki/kikaku/gyouzaiseikaikaku.html
庁内各部は
この計画をもとに行財政改革を進めます。
たとえば、ある部署で管理をしている公有地につき
売却するか、そのまま維持して利用するかを考えるとき
その売却可能価格があいまいであれば
担当課としては、天秤にはかり検討することが困難です。
行財政改革の取りまとめは経営企画部。
文字通り、市政運営の要です。
経営計画上の「数値」は、その正確性、鮮度につき
厳格管理を行うべきであると考えております。
【(3)基金積立について】
基金とは…いわば役所の「貯金」です。
それぞれに目的を定めて、基金を設置します。
数ある基金の種類のなかでも
「財政調整基金」と、「減債基金」については
法律上、その目的につき幅広い解釈が可能です。
これら2つの基金の性質・定義を所管質問で確認し
今後の議会質問に役立てて参りたいと考えています。