昨日、6月議会が終了しました。


市長改選後はじめての議会。

一言で総括しますと、「大幅な福祉向上」であります。


 【今議会で可決された主な福祉施策】


 ・子ども医療費助成制度の拡充

   (旧)対象:就学前児童/所得制限あり

  ⇒(新)対象:小学校卒業年度まで/所得制限なし


 ・水道料金の引下げ(平均10%)

 

 ・民間保育所の新設・移転増改築補助

  新設(聖母)…90名

  移転増改築(きんもくせい)…純増30名



 【Q.財源は?】

 

 ・子ども医療については

 アウトソーシング、(職員の)定員適正化をはじめとする

 「行財政改革」により財源を捻出。

 これを、福祉向上の施策に充てたということです。


 ⇒行財政効果額の妥当性につき、

  さらなる検証が必要であると考えます。



 ・水道料金については

 大阪府・大阪市から買っている水の単価が引き下げになったことにより

 今般、料金引き下げとなったものです。

 

 ⇒後年度の、配水設備等の資産維持費(資本費用といいます)を

  加味した料金設定になっているかどうか、検証をする必要があります。


 ・民間保育所については

 6割程度が府支出金、

 残りは市債発行、一般財源からの支出で賄います。



今回の施策により

府下周辺都市との比較で、相対的に福祉水準が向上します。


他方、国難にあって国庫支出金の減額が想定される中でも

これを維持する安定的な財源確保が課題であります。