どーも、三浦恵理子です
あッ 違った、 kohi123です。
模型が進まないときのお茶濁し
今更誰も見ない映画レビューコーナーです!
今回の映画は
1978年の角川映画
「野性の証明」!!
オサ~~ンなら誰もが覚えてる健さん親子サバイバル!!
娘役の薬師丸ひろ子は本作がデビュー作
田舎っぽい娘を「棒」な演技で見事に熱演!!
ストーリーは
自衛隊の特殊部隊(非公式)が過酷なサバイバル訓練をしていた山奥の
たまたま現場に居合わせた訓練中の味沢(健さん)は一人の少女を助ける
少女は警察に保護されるが恐怖体験で記憶を全て失っていた。
一年後自衛隊を除隊した味沢は少女(薬師丸ひろ子)を養女として引き取り羽代市で働いていた
その町は大場総業に牛耳られ 経営に邪魔な存在はヤクザに潰され 警察でさえ抑えられている為やりたい放題だった。
味沢は正義を貫き大場に歯向かうが一緒に不正を探る朋子(中野良子)を大場の息子(舘ひろし)に殺され その罪を被せられる。
味沢親子は大場一族とヤクザ、警察から追われる身になり
同時に非公式な特殊部隊が公になるのを恐れた自衛隊からも追われることになった…………
って、 こんな感じなんだけど
健さんお得意の「ガマンして ガマンして」 からの
「ドッカァ~~~~ン!!」 パターンです。
今までの任侠シリーズと違うのは特殊部隊出身でめちゃめちゃ強い!
特殊部隊に単身戦える戦闘能力があります
銃でヘリも落とせますからね。
まあ、アクションは健さんも特殊部隊も全員グダグダです
正直この役なら高倉健さんよりも千葉真一や原田芳雄で見たかったかも?
それよりハリウッドでセガールがリメイクすれば凄いの出来たんじゃない?(娘はもちろん藤谷文子で)
あと斬新だったのが音楽の使い方
頼子が撃たれ スローモーションから回想シーンに入るタイミングで
名曲「戦士の休息」が流れます!
こういう音楽を効果的に使うのは角川映画上手ですよね~~
同じ薬師丸ひろ子主演作の里見八犬伝でもJohn O'Banionの「八犬伝のテーマ」も効果的でした。
ちなみに緊張感あるシーンで流れる挿入曲が「ルパン三世 カリオストロの城」そっくりなんですよね 調べたら同じ方が作曲してました。
ラストは娘を抱いた健さんが迫りくる戦車群に単身立ち向かうところで終わります。
ってか、 そこからが見たかったッス!!
映画の内容はほとんど覚えてなかったけど
中学生の頃読んだ原作と全然違うのに驚き!
だって一番肝心な村での大量殺人の内容が真逆なんだモン………
とにかく「野性の証明」面白かったッス!
そう言えば
私の好きな「岸和田少年愚連隊」でチュンバの父ちゃんは毎日
「野生の王国」を見てたなぁ~~~