当時、僕は高校2年生でした。



確か塾にいた気がします。自転車を漕いで家に帰りました。



あれから、12年。



この12年の間、僕にとってもいろいろなことが起きました。その中でも、潰瘍性大腸炎という難病を患ったことが、人生の転機になりました。



精神的にも病んでしまいました。パニック発作や不安障害。1年間ほど家から満足に出られませんでした。



電車に乗る練習もしました。懐かしいな。帰り道、踏切に飛び込んでしまおうかと頭をよぎったこともあります。



身体的苦痛より精神的苦痛の方が僕はキツかった。



とはいえ



それらの出来事があるから、今がある。



今もこうして生きていること、生かされていること。



当たり前にできていること、それが当たり前じゃないということ。



全てに感謝して、今を大事にしっかり生きようと思います。


井澤耕平