3月24日
夏場所の両国以来110年ぶりの快挙!
病院に向かったのだった。
大相撲春場所千秋楽が
エディオンアリーナ大阪で行われ
東前頭17枚目の尊富士が
西前頭6枚目の豪ノ山を押し出しで破り
13勝2敗で初優勝を決めた。
新入幕優勝は1914年(大正3年)
新入幕初日からの11連勝は
1960年初場所の大鵬に並ぶ最長記録
初土俵から所要10場所目での優勝は
両国の11場所を抜く史上最速と
まさに“記録ずくめ”となった。
実は前日、優勝がかかった朝乃山との
一番に敗れた直後、右足首を負傷して
車椅子にて退場し、すぐ救急車で
正直、今日は出場は難しいだろうと
思っていた・・
ところが強行出場
そして見事な一番にて勝利を飾った。
解説をしていた師匠の伊勢ヶ浜親方も
目を潤ませていて
こちらまでグッと来てしまった。
右足首の靱帯が伸びてしまっていて
とても相撲が取れる状態ではなかったとのこと。
尊富士関の相撲に対する情熱、執念、気力に
心から拍手!そして尊敬します。
脚を引きずりながら重い初賜杯を
受け取った24歳の若武者
優勝インタビューも清々しかった。
しばし、優勝の余韻に浸ったあとは
しっかりと怪我を治して
“記憶に残る”名力士の道を
歩んで欲しいものです!