4月2日

 

映画「若大将」シリーズや

テレビドラマ「北の国から」などで活躍した

俳優の田中邦衛さんが03月24日、老衰のため死去した

88歳でした。

 

田中さんと云えば、「北の国から」

黒板五郎さん役が代表的だが

俺たち世代からすると「仁義なき戦い」シリーズの

切れ者のヤクザ役や

「若大将」シリーズで加山雄三さんのライバル役の

青大将で見せた“コミカルな存在”の印象が強い。

 

でもやっぱり、国民的大スターに押し上げたのは

「北の国から」なのは間違いない。

北海道・富良野の大自然を舞台に、

地元の素朴な人々と交流しながら、

不器用な父親が男手ひとつで、

苦労しながら2人の子供を育てていくストーリー。

まあほとんどの回を見ていると思う。

ラーメン屋さんで純君が涙を流しながら告白している時

「まだ、食べているでしょうが」のセリフや

泥だらけの一万円札、

純君が妊娠させてしまった娘さんの叔父へ

お詫びするシーン、などなど泣ける場面ばかりが

思い出されるばかりだ。

 

個性的で抜群の存在感を見せた“昭和の名優”が

また一人逝ってしまった。

ご冥福をお祈りいたします。