最初の「Get into the Abyssmare」が始まったとき、D4DJのキャラクターではなくAbyssmareというユニットをリアルに感じました。いい意味で中の人を感じない、極めて純度が高い宝石のような、混じりっ気のない完璧なパフォーマンス。最強・最高を自ら標榜(ひょうぼう)していますが、暴力的に圧倒するのではなく、気付いたら支配されている。「Get into the Abyssmare」の最後、「ナイトメアにようこそ😈」では、本当に自然にナイトメアに落ちたような感覚でした。

普段の部長のライ部は、例えば、歌詞を間違っても、ちょっとコケても、それ自体がライ部だからこそのリアルで、楽しさに変わります。一方Abyssmareでは、それはありえない。でも、そういう緊張感はまったくなく、当たり前のように歌い踊るネオ。それに、客席への目線も違いましたよね。部長は、普段はいたずらっ子っぽく笑顏で目を合わせにいったり、静かな曲ではじっと目を見つめたりする思うのですが、ネオは、まさに「まばたきしてたの?」という青白い炎をともした目で、相手の息の根を止めるというか。実際、流し目のその先で見られて、息が止まるかと思いました。

エンディングで「こういうステージは初めてで…」というメンバーの言葉を聞いて、本当にビックリしました。部長だけじゃなく、メンバー全員が完璧にAbyssmareでした。初めてとは思えない部長のプロデュース力、そして、そのこだわりに着いてきて、実現させてしまうメンバーのパワー。本当に忙しい中、めちゃくちゃ話をして、めちゃくちゃ練習したんですよね。それこそが、全員が「I AM THE BEST」、リアルに最強・最高を生み出したのだと思っています。2ndライブが発表されましたが、正直これを超えるライブや楽曲のイメージがわきません。それだけに、本当に楽しみです。

今回、部長の歌を初めて生で聴く人が多かったと思いますが、ものすごい歓声でしたよね。帰りがけに、May'nがよかった、すごかったという会話をあちこちで聞いて、ドヤ顔になりました。





ペタしてね

人気ブログランキングへ