【ボルシアドルトムント vs. アウグスブルク 4:0(2:0) 2011.10.01】
ボランチ・シャヒンの移籍、FWバリオスの長期欠場により、二の矢、三の矢を繰り出す攻撃が、鳴りを潜めたドルトムント。7節を終わって早くも3敗、ミッドウィークのチャンピオンズリーグでは、アウェイではありますが、マルセイユに完敗。CBスボティッチ、中盤のグロスクロイツといった、レギュラー陣もコンディションを崩し、その他の選手にもプレーにミスが目立つという、悪いスパイラルに陥っています。
今節の相手は、昇格組で、まだ1勝も上げていないアウグスブルク。しかし、クロップ監督は、トップ下の日本代表香川をスタメンから外すという、カンフル剤を打ってきました。それでも、チームのパフォーマンスは上がらず、相変わらずミスが目立つ展開。分岐点は、前半30分。今節トップ下に入ったドイツ代表MFゲッツェが、エリア内に侵入、アウグスブルクのボランチ・細貝がいったんは防ぎますが、ここで痛恨の判断ミス。
クリアをGKイエンツシュに任せたのですがコミュニケーションが不十分。中途半端なクリアを拾われ、FWレバンドフスキがゴール。これで、ドルトムントは楽になり、レバンドフスキを乗せてしまいました。前半終了直前、コーナーキックから、レバンドフスキのミドルシュートが決まります。フリーにしてしまったとはいえ、確実に決めることができたのは、既にゴールを決めているからに他なりません。
後半開始直後、アウグスブルクにPKが与えられます。これを決めていれば、ドルトムントが崩れる可能性もあったのですが、キッカーのCBサンコウは、GKヴァイデンフェラーに完全に呑まれてしまいました。攻め手がないアウグスブルクに対し、後半62分、ドルトムントはFWバリオスを投入。これで、前線の動きがガラリと変わります。後半75分にゲッツェ、78分にはレバンドフスキが決め、終わってみれば4点を奪っての圧勝。
バリオスは前後左右にハードワーク、スペースがあちこちにできるので、中盤の攻撃が生きてきます。レバンドフスキも、ワントップよりバリオスと組んだ方が効果的。フル出場できるまでにコンディションが回復すれば、攻撃力は何倍にもなります。若いチームなので、勝っていけばミスも少なくなり、試合運びも安定してくるでしょう。一方のアウグスブルクは、サッカーになっていません。このままでは、降格は免れません。
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