大学受験に追われる日々、それは学力だけでなく「自分が何を学びたいのか」を見極める時期でもあります。文理選択の時点で行ける学部は限られて来るでしょうし、目指してる途中でも「本当にここで学ぶ意欲があるのか」と不安にもなります。私もそうでした。
大学はブランドではなく学部で選ぶのが理想ですが、「国公立大学」と「私立大学」どちらを重点的に攻めていくのかでは受験戦略に大きな差があります。ではそれぞれを概要、対策別に分けて見てみましょう。
「国公立大学」
国公立大学と言っても正確には「国立大学」と「公立大学」が存在します。国立大学は文字通り元々国が設置した公式の大学で(現在は法人化)47都道府県全てに1つ以上置かれてます。そのため教職員は公務員扱いで、キャンパス内に公道や市営バス・地下鉄が通されるなど「国の施設」として扱われます。特に「旧帝国大学(旧帝)」の北海道・東北・東京・名古屋・京都・大阪・九州の各大学は国内の大学で最高レベルの投資がされており、ここからノーベル賞受賞者を輩出したり新技術の開発を行うなど世間に影響をもたらす名門校となっており、毎年過激な受験戦争が展開されています。他にも特定の分野に特価した国立大学として、一橋大学(商学系)、東京医科歯科大学(医学・歯学系)東京工業大学(工学系)、東京外国語大学(外語系)、東京農工大学(農学系)、東京海洋大学(海洋水産系)などがあります。
公立大学は設置元が都道府県・市区町村である、比較的小規模な印象を受ける大学です。簡単な見分け方として、〜県立大学・〜市立大学などが多数存在します。他にも公立はこだて未来大学や国際教養大学、首都大学東京(来年東京都立大学に改名)、都留文科大学など特徴的な公立大学もあります。公立大学は地元密着形の大学なので、県民や市民に対して優遇措置が取られており、学費を安くしてもらえたり指定校推薦が貰えたりするところが大半です。
上記二つは学費が私立大学に対してかなり安価です。国立大学は入学金含めた一年次の納入金が80万円、それ以降は50万円で、公立大学は国立大学と同額か+10万程です。学費免除制度や給付型奨学金の制度が整っているので、人によっては学生自身のバイト代で賄えるレベルの値段に抑えられます。国公立大学の最大のメリットと言っても過言ではありません。
国立大学に合格するには大学入試センター試験(来年度から変更されますね)と、各大学が用意する二次試験の合計点が決定打です。センター試験は大抵は5教科7科目又は8科目と満遍なく対策が必要なため、各教科バランスよく点数を稼ぐ必要があるので人によってはかなり苦しめられます。私もこのせいで挫折してしまいました(笑)。二次試験は英語と小論文、3教科+αなどセンター試験より科目数は減りますが難易度は上がります。
公立大学も基本は国立大学と同じ科目数ですが、一部の学部では3科目受験が可能です。
「私立大学」
私立大学は国ではなく特定の個人や団体によって設立された大学です。個人として有名なのは、慶應義塾大学の福沢諭吉・早稲田大学の大隈重信ですね。団体なら分かりやすい例だと創価大学は創価学会とかですかね。またクリスチャンにより設立されたミッション系も私立大学に分類されます。各大学には各々の思想や理念が存在するするため、全く異なる教育・校風が展開されています。
私立大学はキャンパスの規模や教育内容が国公立大学と肩を並べるレベルである一方、国からの補助金は国立大学に比べ雀の涙なので個人の学費が高い傾向にあります。文系でも年間100万を超えるところが多く、理系なら年間200万弱、医学部はバラツキがある為一概に言えないものの卒業までにかかる費用で家が建てられます。私の場合、1年と半期で国立大学4年分を軽々超えてしまいます( ;∀;)
私立大学はセンター試験を介するものと、大学独自の試験のみを受ける形式とで変わってきます。早稲田大学など一部ハイレベルな大学を除いて大抵は3教科の点数のみ取り扱われるため、特定の教科に重点を置いて対策することが可能となるのです。私もセンターが終わったら国語・英語・日本史しかやりませんでした。但し、第一志望の私立大学にセンターで合格するのはかなり厳しいものです。そもそも二次試験を必要とせず合格を勝ち取るような受験生が利用するので、セン利で受かるのはワンランク上の大学を目指している人間だと思ってもらって構いません。(よくある例として、MARCH志望ならニッコマをセン利で抑えます。上位国立志望なら早慶上理やMARCHを抑えます。俗に言う滑り止め校を獲得するための手段ですね)。二次試験は大学によって問われる技能の領域が異なります(英語なら文法重視なところもあれば読解重視なところもあります)。各大学事に対策することが重要です。
また、同じ3教科という事で私立大学と公立大学を狙う人もいます(私もそうでした)。ただ難易度もかなりバラツキがあるので一概にこれが簡単であるとは言いきれません。
いかがでしたか?こう見ると国立大学は入試が大変な分、入学後一切デメリットが無いように感じます。私立大学生からみればですがw。ただそれぞれの大学にもいい所は沢山あります!志望校選びに迷ってる人は、上記の事項を踏まえ更に自身の興味分野を確かめ、大学見学に向かうのもいいと思います。大抵の大学はオープンを貫いており敷地内に入っても基本怪しまれません。筑波大学など大規模大学では明確な正門も定められてないため、道路伝いに向かえば自然と大学の建物が並ぶ通りにあるということもあります。うちの私立大学にも近所の住民が公民館のような感覚で学食に足を運んでますw。
では今回はこの辺で♪