強烈に印象に残っているのは、今は無き「西宮競輪場」。西宮球場の中に組み立て式のバンクという特殊な競輪場でした。結婚前ですから、10数年は経っていますね。
その日はS級シリーズの準決勝。最終レースに当時先行で売り出し中の中村美千隆が出走してました。中村と彼のマーク選手(名前は伏せておきます)の折り返しが圧倒的に売れておりました。レースは中村が果敢に先行。しかし、マークの選手が千切れてしまい、それでもなんとか粘って3着に入りました。
西宮は、選手入退場門がスタンドのすぐ下にありました。退場してきたマーク選手にファンが「おんどりゃー、死ね、あほ、ぼけ、カス、※※※、○○○」。罵詈雑言が浴びせられました。唖然とする私の前で、マーク選手が「すみません。」と頭を下げていました。
そんな、西宮も、一度は行ってみたかった甲子園もなくなってしまいました。あの日、僕は真の競輪ファンになったのかもしれません。


