森田勝という人は、恐らく登山家ではかなり有名な方なのでしょう。ただ、一匹狼的な存在であったようです。彼が、最終的にアルプスで命を落とすまでの姿が書かれています。
この本を読んで、少しだけ山に登る人の気持ちが分かりました。森田氏に対して、非日常を求めるために山に登るという意味のことを書かれています。森田氏は私の父と同い年で、戦後かなり苦労されたそうです。何かに駆り立てられるように山に登る姿が描かれています。
山には、何かがあるんでしょうね。恐らく僕は今の自分の「小さな世界」に満足してしまっているのでしょう。山に登りたいと思わないのだから。
狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫)