開運庭師のKoheiです。
「土の中では、微生物が電子の流れを管理している。」
そう聞くと、みなさんは驚かれるかもしれません。
前回の記事(炭は地球を救う)で、
炭による結界の効能について書きました。
これまでの記事でも何度か触れてきたとおり、
炭を地中に埋める炭素埋設の最大の効能は、電子の流れを整えて、
その土地の磁場環境を改善するというものです。
磁場環境が整うと、心と身体が健康になり、
植物も動物も生育が良くなります。
なぜ炭が磁場を整えるかというと、
炭には電子を蓄えて発生させる「還元」作用があるからです。
こう聞くと、「還元」というのは良いことのように思いますが、
実は土の中が還元状態になると、植物は根っこを張れません。
同じ「還元」なのに、炭では良くて、土では悪い。
これは、どういうことなのでしょうか?
以前の記事(これからの「お金」の話をしよう)で、
すべての鍵になるのが「電子の流れ」であるということを書きましたが、
今日はその視点から、土の中で起きていることを
できるだけわかりやすく深堀りしてみたいと思います。
■「還元」とは、電子の流れ
ここで、「酸化」と「還元」について少しおさらいします。
僕自身は高校のときに化学の授業は苦手だったので、
「酸化、還元」と聞くだけで以前は少し身構えていました。
でも本質を理解すればそんなに難しい話ではありません。
結局のところ、電子という小さな粒が
「どこからどこへ移動するか」という話です。
-
酸化=電子を失うこと
-
還元=電子を受け取ること
電子というのは、マイナスの電荷を帯びた素粒子です。
鉄がサビたり、食べ物が腐ったりするのは、
物質から電子が離れていく「酸化」が起こっているからです。
逆に、炭には電子を受け取って蓄積する働きがあります。
この働きのことを「還元」と言います。
電子が豊富にあるから、炭は周りの物質に電子を渡せます。
だからサビや腐敗(=酸化)を抑えることができるんです。
このことを「炭には還元作用がある」と言っています。
ここまで読むと、還元は良いことであるように感じると思います。
ところが、土の中で還元が起こると、 植物は根っこを張れずに弱っていきます。
一般的に、土の中が詰まって空気の流れが悪くなり、
酸素が少なくなって植物の根が呼吸できなくなることを
「還元状態」と言っています。
地中への空気の通りが悪いと酸素不足になり、
植物は根を張れずに弱るというのはごく当たり前の話ですが、
それが電子の話とどう結びつくのでしょうか。
■土の中で起きている驚きのメカニズム
「還元」というのは電子の話なのに、なぜ酸素が出てくるのか。
それは、酸素が電子をとても強く欲しがる相手だからです。
酸素がそばにあると、まわりの物は電子を酸素に取られて、
酸化されていきます。
鉄がサビるのは、鉄が酸素に電子を渡しているからです。
-
酸素がある = 電子を奪う相手がいる = まわりは酸化されやすい
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酸素がない = 電子を奪う相手がいない = 電子が余る
「酸素が多い少ない」で語っているように見えても、
その奥で起きているのはずっと電子の流れです。
酸素は、その流れの向きを決める強い相手なのです。
そして、ここからが驚きなのですが、
土の中では微生物たちが電子の流れの方向を決めています。
土の中の微生物は、落ち葉などを分解してエネルギーを得ています。
そのとき、有機物から電子を抜き取って、どこかに捨てています。
電子は宙に浮いていられないので、必ず受け取り先が要ります。
酸素があるときは、微生物はこの電子を酸素に渡します。
酸素は受け取り先として一番優秀なので、まずこれを使います。
こうして土は、「酸化的」に保たれます。
ところが、雨や水が土の隙間を埋めて酸素が来なくなると、
電子の捨て先である酸素が消えます。
この状態が、土の中が詰まった「還元状態」です。
そうなっても、微生物は止まりません。
行き場を失った電子を、今度は土の中の鉄が受け取りはじめます。
電子を受け取った鉄は、姿を変えます。
赤茶色だった鉄(三価鉄)が、電子を1個受け取って二価鉄になる。
すると色まで変わって、青灰色になります。
田んぼの底や、水が動かない場所の土が青黒くなっているのを
見たことがあるかもしれません。
あれが、電子の行き場がふさがった土の色で、
「グライ土壌」と呼ばれます。
グライ化した土では、根が張れません。
酸素がなくて根が呼吸できないうえに、
流れが止まって、根に有害な有機ガスがこもるからです。
■炭と土の還元は、同じ流れの表と裏
炭の還元は、電子を「渡す」側の話でした。
そして土の還元は、電子が「溜まる」場の話です。
どちらも電子を受け取る「還元」という条件が先にあり、
そのあとの電子の受け渡し先があるかどうか、
相手があるかどうかで環境が変わってくるということです。
炭を土に入れたとき、炭の多孔質構造が土に空気と水の通り道を作り、
ふさがって流れの止まってしまった土に酸素の出口を作り直します。
炭は「電子を渡せる物質」でありながら、
土には「酸素の流れを呼び戻す」物質なんです。
■流れには、出口が要る
電子は、酸素という出口に向かって流れていました。
土の中が詰まると酸素が不足し、
酸素という出口がふさがれば電子の流れは止まります。
行き場を失った電子が鉄に溜まり、土の色を変えました。
流れには、出口が必要です。
出口を失えば、溜まって、別の形であらわれる。
これは単なる土壌の話ではなく、
おそらく、人の身体でも同じことです。
「身土不二」という言葉があります。
人間は土から生まれた存在だから大地とつながっているという意味ですが、
僕たちは、電子という目に見えない流れを通して、
今この瞬間も環境とつながり続けているのかもしれません。
人間は目に見えない大きな流れの一部であることを、
電子の流れが教えてくれています。
あなたの身体と身の回りの電子の流れは、今どんな状態ですか?
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