ミュージカル刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞2018巴里〜 | 栗原功平オフィシャルブログ「Co-Starring」Powered by Ameba

ミュージカル刀剣乱舞〜阿津賀志山異聞2018巴里〜

2年ぶりに出演した刀ミュ。

8月19日に全27ステージが終演いたしました。


今回はパリ公演からスタートという、異例の偉業。

まさか自分の役者人生の中でパリで舞台をうつ機会があるなんて夢にも思いませんでした。

しかも、フランスの革命記念日とサッカーワールドカップ優勝という時期に行けた事はとても、貴重な体験にもなりました。
前夜祭含めその3日間は、尋常じゃないくらいお祭り騒ぎでした。
俺たちは俺たちで負けないくらいの熱量だしましたけどね!!

そして何より、日本の演劇をフランスの方にも知ってもらえる絶好の機会。

このミュージカル刀剣乱舞という日本から生まれた演目が通用するのか、とても楽しみと不安とが入り混じっていました。

飛行機で13時間。

パリに到着。
1日目は少し時間があったので、凱旋門とエッフェル塔とセーヌ川を一気に見て回るという強行スケジュールに。

めちゃくちゃ時間のない観光客状態でした。


でも、驚いたのが、フランスは22時くらいまで昼間のように明るいんです。
だから、結構余裕もってまわれました。

そして次の日はいよいよ場当たり。

圧倒する客席の広さに思わず唾を飲み込みました。


それぞれが自分の役割を余す事なく果たせるように念密に場当たりをしゲネプロをして本番にのぞみました。

日本からのお客様も沢山いらしてくださり、とても心強かったです。

フランスのお客様も受け入れてくださり、2公演を自分が出せる全力を注ぎ込めたと思います。

それぞれの思いが一つの目標に向かって最高潮まで上がっていった公演でした。



本当にお客様に救われる公演となりました。


たくさんのご来場と応援、まことにありがとうございました。



パリ最終日も飛行機の時間まで時間があったので、 ノートルダム大聖堂とルーブル美術館に行きました。



大聖堂は存在感に圧倒され、ルーブルでは母親から進められたサモトラケのニケと、ここでしか見れないミロのヴィーナスを見る事ができました。

ミロのヴィーナスは混みすぎていて、3秒くらいしか見れず、芸術鑑賞って、こんなに忙しかったっけ?
などと思いつつ。





あっという間のパリでしたが、とても貴重な時間を過ごせました。

また来れるよう願いながら、日本に帰国し次は東京公演へ。


日本青年館は自分にとって特別な場所でもあります。

と言っても作りかえられて場所も微妙に違いますが、思い入れが深い名前の劇場。


ここでまたできる事に感謝しながら、25ステージを挑ませてもらいました。

そしてそして、私ごとではございますが、
8月9日には自分のバースデイも祝っていただき、また思い出が一つ増えました。

しかも、スタッフさんも手の込んだサプライズ。

嬉しかったなぁ。
本当に感謝。



今回再演という中で前回とは違う次元を目指し、それぞれで考え、それぞれが出し合い、それが合体して今の形になりました。


様々なアクシデントがある中で、その思いを含めて、今の形に。今の熱に。

それはこのカンパニーだから、作り上げられた作品になりました。

完璧ではない。
完璧ではないとわかってるから、一丸となる。

本当に劇団のようなカンパニー。

こんなのはなかなかないと思います。


そのカンパニーを3年間愛情を注ぎ込んで、作り上げてくれた茅野さん。


本当にカンパニーにも作品にも誰よりも愛情を注いできたのは間違いなくこの人です。

この人なくして、ミュージカル刀剣乱舞はこんな素晴らしいカンパニーと作品にはならなかったと思います。

演出家として、人として尊敬できる。



そして一人一人がその思いを受け取って、負けない愛情と熱量を出してのこの再演となりました。

またこの劇団で舞台ができる事を願い精進したいと思います。


それから忘れちゃいけないのがこの2人。
大輔さんと伊達ちゃん。
通称ミスター刀ミュ。

今回の千秋楽で通算300回公演目を迎えました。




凄い事です!!

全ての刀ミュに関わってきた2人。

歴史を知っている2人。

単純計算3日に1回のペースで本番やってる事になります。

本当におめでとう㊗️
本当にお疲れ様です。





なぜか、伊達ちゃんとばっかり撮ってるけど、今回はこんな感じでした。w




全然まとまってないですが、こんな感じですいません。



最後まで聞いてくれて、ありがとう。