冬を乗り越えろ
みんな明日のライブ来てくれよ。新曲も旧曲もやるぜ。雪みたいだけど。来てくれた人には俺からバレンタインプレゼントが漏れなくあるからな。俺の出番は3時くらいらしいよ。よろしくデス!
『冬を乗り越えろ』か。
俺のラップはすごく聴き取りやすい、はずだ。ナゼナラ、そういう風に作ってるから。日本語にもともとあるリズム感やイントネーションを最大限活かす、まあFGマナーとでも言おうか。
なんだけど、俺のラップは人が歌いづらいらしい。そう言われるとそうかも知れない。例えば『冬を乗り越えろ』とかはそうなのか?と思うのだが。
サビのフロウとか確かにな。聴き取りやすいけど、変な乗せ方してるよな、確かに。なんかこのビートとベースラインを聴いてたら浮かんだんだな。まあでも気に入ってるサビかも。
ていうか三番に至っては、韻らしきもの、ほとんど踏んでないな、コレ。
ファーストアルバムを作る少し前、一度ヒップホップ冬の時代ってのが来たのか?あまり憶えてないけど。確かそうだったように思う。からのこのリリックが浮かんだんだと思う。リリックには出てこないけど、代々木のアパート時代に、原宿から冬の明治通りを新宿方面に歩いてる絵をなんとなく思い浮かべながら。
でもこの曲はやはり兄貴のトラックの素晴らしさかねえ。アルバムのかなり後半にもってきて、やはりビシッと引き締まった感あり。なので、ベスト盤でもラストの大事な位置にセット。
まあでも音楽業界、今のほうがよっぽど冬だけどね。そう考えると今また一周して歌うべき曲なのか。
あとzaneさんから質問いただいたので、お答えしますね。
次は「冬を乗り越えろ」だと思うのですが、途中の「こりゃしょうがない」の声はGAKU-MCさんでしょうか?
ずっと気になっていたので、解説していただけるとうれしいです。
そう、二番の途中でエフェクトかけてるとこだよね?そこは、というかそこも俺です。普通に二番つら~っと歌っただけなんだけど、そこの言葉だけ兄貴がエフェクトかけたんだと思いますよ。内容がより効果的に伝わるようにね。ドラムも抜けてぐっと入るよね。俺も好きな部分。
俺の曲は改めて、時代に左右されないテーマが多いのね。実感。まあマジでこの最近の音楽冬の時代、なんとかしたいよマジで。
てな訳で、最近じゃ滅多に書かない、24小節展開の気合いの入った一曲!
かなり雪なんだけど。明日ライブあるのか?いや、やるぞ俺は!