そらぁ、軟口蓋上げたらエェ声出せるくらい解ってますゎ。どないすればエェかも解ってますゎ。やってますから。仕事ですから。
そやけどな。筋硬直起こってもたら、もう自分ではどないも出来しませんのや。そうなったら己の身体とて、もう技術云々のはるか外側行ってしまいよるん。解ってんのにやってんのに動いてくれへんくらい怖いことあらしまへんで??
紫の部分が硬直したら、もう頸から上の自由は効きしません。頸椎矯正した直後は小熟れてるからそらぁ声も出しやすかろうし息もしやすかろうけど、そんなもん、１日も経たんうちに筋疲労してきますゎ。一晩寝たら、１週間入院してたくらいになりますゎ。小生、脚だけゃなし頚椎もデフォルトで悪いですゎ元々斜頸持ちですよってに。しかも小一時間で状態一変するような急からしいきんに君で、身体起こしてるだけで（起こしてなくても）人の倍以上の速度で筋疲労していきますよってにな。
年末年始毎日頭痛してますねん。
年末から声出しにくいですねん。
晦日辺りからとうとうＣ５から上出せんようになりましてん。そらぁ力一杯出しゃぁ出ますけど、それ声ちゃいますやん我々の言うところの。「＊」の所押さえながら歌ったら、ちょっとはマシなんですけどな。
軟口蓋だけやなし、後頭部が筋硬直起こしてると喉頭筋も自由効かんようなりますねん。ゴックンするの苦しいゎ。寝てても喉頭痙攣起こすから（それが実は一番アブナイのやけど）、咽喉締まって噎せ返ってまた頸部筋に負荷掛かって硬直酷ぉなりますねん(-Ⅱ-ﾒ)。
当然毎日、小声唱法で練習は怠っておりません。そやけどその小声唱法が今現在まったく出来んのよ、後頭筋と喉頭筋ヤラレてまうと。小声唱法は実はかなり高等技でしてな。低音なら皆さん小声でも出せまっしゃろ。高音をｐｐｐで滑らかに伸ばしてみぃ言われたら、これかなり技要りますぇ？ それがホンマに身体の状態宜しい時は、アホみたいに自由自在にコントロール出来て、f ⇔p の切り替えも、小生人より何故か多いbreakpoint の切り替えも、難なくスムーズにそれこそppでA5のロングトーンがそれはそれは我ながらうっとりするくらいに無力で出せる。若い頃はようせんかったが、30を過ぎた辺りでふとある時何かを悟り、逆に得意唱法となったppハイトーン。出せるからこそ出来るからこそ、突然出せんようになるこの変化に未だに着いて行けず、そのうち出せる時が来る（であろう）事も経験上解っておれど、もしかしたら実は症状が進んでるんでないかと心配せんでもない。事実ここ２年ほど、緩徐にではあるが筋硬直や神経症状が進んでおり、呂律も回りにくくなり、しこたま速打ちなキータッチも指がもつれやすくミスタッチが多くなった（というか、打ちたい文字とまったく違う指が動く或いはまったく動かん）＜ここだけ見たら、ジストニアンやなぁ(￣ｰ￣)。
前例必ずしも適応出来んのがこの身体ですよってにな。これまでもそれで何編右往左往してきたか。そして毎回杞憂に終わってくれるが、それでも毎回これが最後かもと思いながら歌うておる次第。 小生の場合、あくびやくしゃみが普通に出来たとしても、結局声が出せなんだら意味ないのである。
尾崎紀世彦氏のように、花の香りを嗅ぐ様に何て事なし歌うてみたい。出来ててんけどな。出来てたからこそ。
修行が足りんと言われても、普通やっぱり焦りまっしゃろ(￣ｰ￣)。
にんげんだもの。ニュータイプやけど。
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