3時間歌っても | 歌うCHAOS ~ 線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害な声楽家♪こーへー♪の徒然なる混沌

歌うCHAOS ~ 線維筋痛症で末梢神経障害で脊椎側彎症で性同一性障害な声楽家♪こーへー♪の徒然なる混沌

線維筋痛症を始め複数の難病と共に育ったが故に『痛い・辛い』が当たり前の生活をしながら、声楽家としては恐らく前例が無いであろう、性同一性障害で成人してからホルモン治療を開始した男声ソプラノの遠吠え記。さぁ、大いに笑い給へ♪


後頭筋、無事であった。 

本番前最後の(って2回しかないんだが)合わせ。 今日はロシアのみガッツリ集中的に3時間。前回時間切れで合わせられなかったロシアが何曲かあり、ピアニストにとって人生初のロシア歌曲とあって、今日しかないので集中的に合わせてもらった。
そらぁ大変でしょうよピアニスト。合わせまでの1ヶ月のうちに、新曲それもお初のロシアを12曲もいきなり送られて見なきゃならんとは(うち1曲はボツったので最終的には11曲だが、結局同じやゎな)。鬼な先輩ゃなぁと思ったことでしょうに(嗚呼他人事m(_ _)m)、まぁよく見てきてくれたことよ。安心して任せられるので始終気持ちよーく歌わせてもらって、自主練では出損なって難所の High-B が朗々と楽に出る。確かに白熱して暑くなって、骨盤ベルトコルセットで更にびっしょりなのが相乗効果なのかも知れんが、それでもやっぱり独りで練習してるより断然歌に入り込みやすく、余計なことに意識囚われることもなく、ほぼ全身使って歌に集中出来た。
大概ここまで歌うとこれまでは後頭筋ボロボロで、頸は動かんようになるし頭痛がしたもんだが、前回の鍼以降、やっぱり後頭筋が異常なほど楽。楽なことが異常。勿論疲労は並以上、大盛りにはあるんだが、それでも今までのメガ盛りはお呼びでなくなったらしい。 寧ろ途中ちょっと休憩しトイレに行った際、体幹がメガやばかった。コルセットとベルトを外した途端ギシギシ!!!と激痛。トイレで冷や汗掻きながらウンウン唸っておった。それでもまたベルトを巻いて練習し出したら痛みは忘れて歌いこむもんやから、やっぱり集中ってコワいねー。

当初の不安はとりあへず消えたものの、目下別の不安は……スタミナ切れゃなやっぱし。最後にゴッツいの2曲も控えてますよってにな ~(´艸`*)


Не пой, красавица!
(歌うな、美しい娘よ!)
Уж ты,Нива моя!
(ああ、私の畑よ!)
何れも С. Рахманиновъ(ラフマーニノフ)




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