30㎏米袋との格闘記 | ピースメーカーコウヘイの日記

30㎏米袋との格闘記

僕は農民連で働くようになってから、力仕事をするようになりました。主にその“力仕事”の相手は30㎏の米袋です。その米袋をパレットに載せ変えるときや、精米機に入れるときに持ち上げなければいけません。最初は大変でしたが、慣れてくると米袋を持ち上げるコツがわかってきて、しっかり腰を落として、下半身の力で持ち上げられるようになりました。この方法だと腰を痛めません。また、少し余裕があると、米袋を必要もなく高く持ち上げたりして、筋トレもしています。その結果かわかりませんが、最近「逞しくなったね」と言われます。僕は、スポーツで体を動かして汗をかく心地よさは知っていましたが、体を使って仕事をして汗をかく素晴らしさはあまり経験したことがありませんでした。一日の労働が終わると、さわやかな疲労感と充実感を伴って帰路につきます。家に帰って、シャワーを浴びて、さっぱりしてから飲むビールがほんとうにおいしいのです。このときは30㎏の米袋に感謝するのです。重たくてありがとう!、と。