活動報告に書こうかと思いましたが、
”コーチのつぶやき”として、別で書いておこうと思います。
昨日、月曜日SP・選抜クラス1の選手には
厳しく話しをしましたが、プレー中にイライラして
ファールをしたり、人に文句を言ったり、いい加減な
プレイになったりと、酷いプレイがたくさんありました。
どちらかと言えば、コーチも昔は気性が荒く、
たくさんファールをしてしまったり、仲間とのコミュニケーションが
上手く取れなくなるような失敗をたくさんしてきました。
退場したこともありますし、そのせいで、チームが負ける
ということも経験してきています。
だからこそ、KSAに参加している選手には、
同じ失敗をして欲しくないと心から願っています。
自分が上手くなれば、相手から徹底した厳しいマークを
受けることは当然のことです。また、自分が頭の中に思い
描いているサッカーと、仲間とのイメージが合わなければ、
パスが繋がらないことも、よくあることだと思います。
プレー中にイライラする原因は人それぞれだと思いますが、
イライラしたまま、心が乱れたままプレイをしても、
間違いなく良いプレイをすることは出来ません。
限界まで研ぎ澄まされた高い集中力の中、
雑念のない綺麗な心の状態でこそ、最高のパフォーマンスが
出来るものだとコーチは考えています。
相手にファールをされてイライラしている時は
「俺はファールでしか止められない」、
試合に負けてる時は、
「まだ○分も時間が残ってる」
等、常にポジティブ(前向き)に考えを変えて欲しいと思います。
特にイラっとした時は、6秒我慢をして、
ゆっくり深呼吸して、ポジティブに考えて、笑顔を作ってください。
そうすれば、必ず良い心の状態でプレイが出来るようになります。
イライラする、ということが決して悪いわけではありません。
負けたくない、勝ちたい、もっとやれる等、自分自身の向上心や、
目指している状態と差があるために、そういう気持ちになるものだと
思います。その強い気持ちは、間違いなく自分自身を上手く、強く
してくれる要因の一つです。その強い気持ちを、自分のため、
チームのために、より良い方向にもっていけるように成長して
欲しいと思います。
小学生のうちは、不必要なファール一つで、
相手にFKを与えてしまい、失点してしまう場面があると思います。
それが大切な試合の場合は、自分自身が後悔することになると
思います。そういう失敗をしないためにも、
技術・戦術・身体づくりに加えて、
強い心も育んでいって欲しいと思います。
多くの人から応援してもらえるような、
心も素晴らしい選手に成長してくださいね。
以 上