●イライラした気持ちを自分の力に変えられるように。 | コーディーサッカーアカデミー

活動報告に書こうかと思いましたが、

”コーチのつぶやき”として、別で書いておこうと思います。

 

昨日、月曜日SP・選抜クラス1の選手には

厳しく話しをしましたが、プレー中にイライラして

ファールをしたり、人に文句を言ったり、いい加減な

プレイになったりと、酷いプレイがたくさんありました。

 

どちらかと言えば、コーチも昔は気性が荒く、

たくさんファールをしてしまったり、仲間とのコミュニケーションが

上手く取れなくなるような失敗をたくさんしてきました。

退場したこともありますし、そのせいで、チームが負ける

ということも経験してきています。

 

だからこそ、KSAに参加している選手には、

同じ失敗をして欲しくないと心から願っています。

 

自分が上手くなれば、相手から徹底した厳しいマークを

受けることは当然のことです。また、自分が頭の中に思い

描いているサッカーと、仲間とのイメージが合わなければ、

パスが繋がらないことも、よくあることだと思います。

 

プレー中にイライラする原因は人それぞれだと思いますが、

イライラしたまま、心が乱れたままプレイをしても、

間違いなく良いプレイをすることは出来ません。

 

限界まで研ぎ澄まされた高い集中力の中、

雑念のない綺麗な心の状態でこそ、最高のパフォーマンスが

出来るものだとコーチは考えています。

 

相手にファールをされてイライラしている時は

「俺はファールでしか止められない」、

試合に負けてる時は、

「まだ○分も時間が残ってる」

等、常にポジティブ(前向き)に考えを変えて欲しいと思います。

 

特にイラっとした時は、6秒我慢をして、

ゆっくり深呼吸して、ポジティブに考えて笑顔を作ってください。

そうすれば、必ず良い心の状態でプレイが出来るようになります。

 

イライラする、ということが決して悪いわけではありません。

負けたくない、勝ちたい、もっとやれる等、自分自身の向上心や、

目指している状態と差があるために、そういう気持ちになるものだと

思います。その強い気持ちは、間違いなく自分自身を上手く、強く

してくれる要因の一つです。その強い気持ちを、自分のため、

チームのために、より良い方向にもっていけるように成長して

欲しいと思います。

 

小学生のうちは、不必要なファール一つで、

相手にFKを与えてしまい、失点してしまう場面があると思います。

それが大切な試合の場合は、自分自身が後悔することになると

思います。そういう失敗をしないためにも、

技術・戦術・身体づくりに加えて、

強い心も育んでいって欲しいと思います。

 

多くの人から応援してもらえるような、

心も素晴らしい選手に成長してくださいね。

 

 

 

 

以 上