●新年度のスタートにあたり/コーチの想い | コーディーサッカーアカデミー

今日は生憎の雨。

新年度一発目のトレーニングの日ですが、グランド状態が心配ですね。

さて、学年も一つ上がり、全員が新たなステージに進みますね。
コーチは常に「高い目標を持て」を選手達に伝えています。
新年にも伝えましたが、新年の始まりや新年度の始まり等、
節目節目に気持ちを新たにし、新しい目標を設定することは、
とても大切なことです。

目標を持つ・決めるからこそ、そこから逆算してマイルストーンを設定し、
自分が進んでいる道(目標)が間違っていないか、遅れていないかを
自分自身で管理できることが重要です。

ビジネスの世界でも、MBO(manegement by objectives)といって、
目標設定、進捗確認、成果の確認を行う習慣があり、
コーチが見てきた数多くの優秀な経営者は、このMBOを徹底し、
自分のサイクルをしっかりと回していました。
実行すること、やる続けることは容易ではありませんが、
とてつもなく大切なことだと感じています。


大人でも難しいことですが、子供だから出来ない、というわけでは
ありません。例えば、コーチが普段から選手に出しているリフティング。
これも言うなればMBOの手法の一つです。コーチが出した宿題に対して、
選手全員、知らず知らずのうちに実践していることだったりします。

ただこれは、コーチが定めた目標であって、
選手一人一人の内から、真に定めた目標ではないと思います。
自分の1年後、3年後、5年後、10年後のありたい姿・なりたい姿を想像し、
今やるべきこと、今月中にやるべきこと、1学期中にやるべきことを
しっかりとイメージして、考えて欲しいと思います。

日本代表の香川選手がプロ契約をしたのは17才の頃。
ここを目指すのであれば、1年生の選手でもあと10年、
5年生の選手であれば、あと6年。
6年しかない、6年もある。人によってとらえ方は様々ですし、
決して、焦らせているわけでもありません。
それぞれが目標を定め、そこから自分の歩く道のイメージをして
欲しいと願っています。

また目標はすぐに達成できるものではなく、
ストレッチした高い目標を定めることが大切ですよ。
その目標に向けて、昨日より今日、今日より明日、
時には後戻りすることもあるかもしれませんが、
一歩一歩、歩みを進めて欲しいと思います。


KSAのキャッチコピーは「その夢までいこう。
コーチも毎年度、自分自身に3つの目標を設定していますが、
そのうちの一つの目標は
選手全員の目標を達成させる」こと。
これはKSAの活動を行う限り、揺るぎないものかなと思っています。


限りある時間の中でですが、一人一人としっかり向き合い、
一緒に笑うことができるように、共に頑張っていきましょう
びっくり!!




以 上