昨日も、
申しましたように、
[老衲(ろうのう)]という言葉があります。
多くは、
揮毫(きごう)して、
作者名を書く、
肩書に用いられます。
八十歳や、
九十歳[老衲(ろうのう)]
とやるワケです。
自ら名乗るこの言葉は、
謙遜(けんそん)の意味があります。
[老いぼれた]坊主!
という意味ですね。
一方、
[老師(ろうし)]という言葉もあります。
同じ[老]ですが、
こちらは、
尊敬の意味が、
込められています。
[老]といいますから、
年寄りだと、
思ってはいけません。
四十にもなりますと、
尊敬を受けて、
[老師]と呼ばれるコトも、
あるのです。
世間にある、
[先生!]
[社長!]
と同じですね。
[幇間(ほうかん)]や、
[太鼓(たいこ)持ち]と、
同じ感覚ですね。