浄土種では、
合掌は、5本ずつ指をそろえ、
掌(手のひら)を合わせる、のがヨイとされます。
 
〔堅実心合掌(けんじつしん がっしょう〕
と、呼ばれています。
 
教団としては、
コレだけで十分ですね。
 
ところが、困ったことがあるのです。
 
浄土の三部経の中に、
『観無量寿経』というお経があります。
 
この中に、
「合掌叉手(がっしょう しゃしゅ)して、
諸仏を讃嘆(さんだん)」
というのがあります。
 
また、
「合掌叉手して、
南無阿弥陀仏と称せしむ」
ともあります。
 
合掌の形は、
いろいろありますが、
〔叉手合掌〕というコトが書かれているのです。
 
浄土宗で、最も大切にしている、
三部経にです。
 
これは、無視はできませんね。
 
それで、教団としては、
〔堅実心合掌〕を指導しながら、
〔叉手合掌〕も認めているのです。
 
このことを、知っている人も、
少ないのですが・・・