第1回目の手術は今から約28年前でした。

入院前には特段厳しい制限は一切なく、

不安は多少ありましたが、若気の至りで

やりたい事やり切っての入院でした。



大好物の肉を毎日🍖🥩朝昼晩食べて、お酒も毎晩飲んでました。にもかかわらず、体重がジリジリ落ちていき、

右下っ腹が張って鈍痛に悩まされました。



手術したら、パッと治って良くなるだろう!

と安易に考えてました。





それから、16年も肉(牛肉、豚肉)を一切

食べたらあかん!と制限されるとは!


食事も無いと言っていい状況になるとは

思いもよりませんでした。



大学病院ですので、何人かの医師がチームを

組んであたってくれるので、病室では誰かれ

無しに具合を見にこられ忙しい入院でした。



今から思えば、良い研究材料が現れたと!やる気のある医師が目をぎらつかせていたようでした。



入院して約1ヶ月半もかかり手術となりました。


1997年4月に

回盲部切除•狭窄形成術


で約1.5m程小腸を切除し、3ヶ所にわたり狭い腸を広げる術式を!



開腹手術でなく、腹腔鏡手術で!



これがその当時、あまり得意な医師がおらず

腹腔鏡手術であれば回復も早く、


これからも

何回も手術を繰り返すである病気には、

とても

大切な術式でした。


え〜!今後何回も手術?

そんなん!絶対いややぁぁぁ〜!



成人男性の小腸の長さは、約5.5m

成人女性は約6mあるといわれてます!


女性の方が全体的に長いので、便秘症が多いとの事


私の残り小腸は4mばかりとなりました。


使い物にならない小腸(てっちゃん)を家族は生々しく見せてもらったようで、

それからは、家族誰一人として、焼肉屋で、てっちゃん を食べる事がなくなりました





食べたら(小腸)増えるならいいのに!



残された小腸を大切に!と医師に言われ、

食生活が大事と言われ、脅されて、

エレンタールを青リンゴ味に、アセロラ味、

たまにヨーグルト味、でも安定の青リンゴ味に!



飲むだけで食事終わりでした。

1日かけて2リットルをゆっくり飲んで

生き続ける

俺は植物か?

と情けなくなり、食べたい欲求との闘いでした。



同じ病気で入院して、同じような治療して退院して

直ぐ再入院した彼は!


マクドのハンバーガーを食べたら

お腹痛くなった!

でも、美味しかったぁぁ!


って!

小腸大切に使おう!って強く思いました。


当時、中々事例が無いので外科からの指示が

強く、出来るだけ腸を休ますことを最優先に

指導されてました。


厳しい食事制限があり、小腸が詰まったり破れたり潰瘍ができれば、また切って繋ぐを繰り返す!

いつかは腸がなくなり、一切食事が出来なくなる

不安が襲いかかってきます!



ならば!食ってしまえ!

食いまくってやる〜!


と葛藤の夢を!


   枕かじってました!


続く