MediaMonkeyの話です。
といいつつ半分はPCの話かも知れません(笑)
詳しくは、wiki あたりをご覧下さい。


音楽ライブラリ、昔ははずっとSonicStageだったんです。
MDが廃れたことや、ファイルバックアップすら面倒な程、あまりにも利用しづらかったので、ここ数年は完全にMediaMonkeyに乗り換えてます。

保存形式もflacで統一するために再度手持ちのCDを取り込み直して、ようやく昨年位に復旧しました。
いろいろカスタマイズできるし、なかなか重宝してるんですが、ずっと悩みが…

別アプリの重い処理が入ると、バックグラウンド再生時に音が途切れてしまう問題がずっと直らなくて困っていました。


で、そんなこともあり、またXPを最後までひっぱる目的で最近ハード環境を大きく変えました。


具体的には…

Pen4(Prescott)3.8G・HT → Corei7 870
(仮想2コア → 仮想8コア)
DDR2 2GB → DDR3 4GB(& RamDrive 4GB)
XP32のまんま

てな感じで劇的に変わりました。


これだけスペック上げれば快適BGMライフだろう☆と思っていましたが……ところがどっこい、音の途切れ現象は直りませんでした。

OSがXP32のままなんで、マルチコアとはいっても何かめちゃ重いプロセスがあると複数コアまとめてプチフリしてしまうようです。
たぶん7でも大して変わらないんじゃなかろうかと思うんですが(苦笑)


それはさておき、快適BGM環境が欲しい!!ので、MediaMonkeyの設定をいじってみることにしました。
今までも設定をいじくってはいたのですが、今回はプラグイン導入をしてみました。


音にうるさい方々はどうやら「ASIO」を愛用されてるようですね。
ちょっと悩んだのですが、よく調べるとうちのサウンドボードはASIO非対応orz
(ONKYO SE-80PCI)
またASIOにするとヴォリュームコントロールが効かず面倒なので、別の方法をとってみる事にしました。


で今回まず試してみたのは
「out_ks363」(Kernel Streaming出力を可能にする)

詳しい事はちんぷんかんぷんですが、どうやらXPまでのOSではOS標準のミキサーが悪さをしているので音質が悪いらしい。
で先に挙げたASIOはそいつをパススルーしてサウンドボードにダイレクトに投げる奴らしい。
でもボードが非対応だと、無理矢理ASIOを擬似的に実現する方法しかないみたいです。
なら、ASIOとは別の方法でミキサーを回避すればいい。
というのが「out_ks363」
カーネルに直に投げるものらしいです。


試してみた結果から。

 激しく音が途切れます(ToT)

バッファをいじったりしても、やはり並行プロセスが重いとプチフリする模様。


次なる手として今度は
「out_ds_ssrc」(リサンプリング機能の付いたDirectSound output)

カーネルではないけれど、DirectSoundに直に投げるプラグインだそうです。
ボードがサンプリング48kHzまでしか対応してないので、上手くリサンプリングしてくれるものが都合がよいのです(謎)

試してみたら……だいぶ改善されました☆
バッファをちょっとイジってみたら、かなり良い感じに。
(実はそれと並行して、普通のMMの設定でバックグラウンドでのプロセス優先度を上げたことも効いていますwが、それはまた別の話。)
ヴォリュームコントロールも効くし、まずまず安定して音楽を奏でてくれています☆


かなり遠回りしましたが、ほぼ目的に近い環境になって良かったです(^-^)
音屋さんではなく(汗)単に聴くだけなんですが、いろいろ勉強になりました。
そんな日々の出来事です。