昨日、牧野由依さんのコンサートに行って参りました☆
非常に素敵なコンサートだったので、これはレポを書かねば!ということで徹夜して書きました(笑)
レポを作成する気で参加した訳ではなくコンサートに集中していたので、うろ覚えで誤っている点もあろうかと思います。
正確なデータをお望みなら、他のレポをお探しください。
では、かなりの長文になりますが、よろしければお付き合いください。
------------------
牧野由依さんは、けっこう前から大好きでした。
アムリタ発売インストアの頃はさすがにチェックしていませんでしたが、ウンディーネのインストアあたりからはかなり頻繁にイベント参加しはじめ、それからはずっとファンです。
友人も巻き込んだりしたので、ご存じの方も多いかとw
Yui's CLEF → Yahoo! とガッツリ加入していましたが、その後いろいろとあって(苦笑)前回5月のコンサートは他と予定が被ったために行けませんでした。
その為、生で由依さんの歌を聴くのは久しぶりでした。
---
開場前物販があるかも…と思い、17:30位に到着しましたが、全く気配はありませんでした(笑)
Yui's CLEF時代もそんなまったりした感じだったので、ちょっと安心(?w)しました。
予定通り、ほぼ18:30頃から入場開始。
入場と共に物販向けの待機列が地下に向かって伸びていきましたが、特に混乱もなく粛々と。
今回の販売物は…
生写真3枚セット(A・B・C 3種)各 \1,000.-
牛革使用特製ボールペン \2,000.-
クリアファイル \500.-
チャーム&チェーン \3,000.-
※すべて、サインロゴ入り
でした。
写真は由依さんのイベントでは結構お馴染みです。
チャーム&チェーン、この手のイベント物販では珍しいものだったので気になっていましたが、予想通り、コンサート中に由依さんが珍しく「こだわり」を熱く語るようなアイテムでした。(後に詳述)
---
今回の会場であるキリスト品川協会は、もちろん初めて行く会場だったので、どんな感じなのかとても興味がありました。
会場内に入ると、通常の木製据え付け長イスの他に、左右の通路エリアと最後列にパイプイスが増設されていました。
私は先行抽選で当選しても通常席最後列だったので軽く凹んだのですが(苦笑)一般販売用にさらに増席されていたようですね。それ程の人気&完売ということでしょう。
通常席最後列(17列)でしたが、ステージからそれ程遠くなかったです。
また通常席にはしっかりと傾斜が付けられており、最後列でも前列に遮られることなくステージがしっかりと観られるのは非常に嬉しかったです。この辺がパイプイス席とは違う点だったのかも知れません。
角度さえ合っていれば、視力1.2程度でピアノの運指も見える位の距離&見通しの良さでした。
この教会、ステージ後方はコンクリ壁、左右上方にはパイプオルガン、会場下方の左右は吸音板(?)、会場上方と後方はガラスブロックの壁、という内装でした。
そのせいか、リバーブがかなりきつく感じられました。特に、大きな音がよく回ってこもるような感じで、抜けが悪いように感じられました。やはりパイプオルガン向けの会場だったのかも知れません。
(※私はオーディオマニアではありませんw)
ステージ背後上方にはコンクリ壁の前に十字架があり、照明によって壁に映し出される十字がとても印象的で、演出的に非常にうまく活かされていたように思います。
-----
牧野由依コンサートに何度も行った経験のある者の感想として、コンサート全体のクオリティの高さが挙げられます。
例えば、コンサート開始時。
BGMがゆるやかにフェードアウトすると共に観客席の照明が落とされ、ステージ照明も抑えられ、演奏者が席に着き、最後に由依さんがピアノに座って、ゆるやかに演奏が始まる・・・・・
非常に深く細やかな、コンサートに対する思い入れや演出の作り込みが感じられます。
今回も同様の演出が見られたのですが、今回に限ったことではありません。
照明は曲のイメージに合わせて色・模様・変化などが巧みに操られます。
音響面では、あくまで由依さんのヴォーカルを立てる形で各楽器の音量が見事にコントロールされています。
各曲のアレンジ、良く歌われる曲でも毎回異なる印象を感じられるようにアレンジが工夫されているので、何度聴いても飽きません。
もちろん、演者の由依さんや演奏者の方々も素晴らしいのですが、それ以前に、こういったスタッフの方々の見事な仕事ぶりに毎回感動させられます。
という印象を持っていたので「今回は久しぶりに観るけど、どうなってるかな?」と思っていました。
結論として、クオリティ落ちてません☆流石でした。
-----
今回のステージ上の配置は、中央にグランドピアノ、左にギター、右前方に左から順に 1st Vn・2nd Vn・Va・Vc、右後方にKeyboard 。
そんな感じで、コンサートは開始しました。
1曲目から癒されます☆
例えるなら、ベホイミ・キアリー・シャナクを同時に掛けてもらえるような感じです(笑)
以前から何故好きなのか、というと、簡単に言ってしまえば
「生歌が CD quality以上」
だからです。
まず当たり前のポイントとして、歌詞間違い・声の調子不良・音程外しなどが非常に稀です。
singerとしては当たり前、なんですけどね(苦笑)
生歌でここまで安定している方は凄いと思います。
そして、歌唱技術が大変優れています。
力強く澄んだ声、ウィスパー、ファルセット・・・これらを「意図的に」安定して使い分けておられるように感じます。
多くの歌手は「音域的に出ないから」「かすれるから」etc. の理由で、コントロールし切れていない、もしくはそれ以外の歌い方が上手くできない、そのように感じることが多いです。
由依さんの歌を聴くと、無理して歌っている感じはほとんどしません。
同じ音域でも、ある歌ではファルセット、別の歌では地声(?)など、意識して使い分け出来ていることが判ります。
発声だけではなく、もちろんビブラートなどの技術も、です。
やはり音大でピアノも含めて音楽についてしっかり学ばれているというバックグラウンドが活かされているのでは、と思います。
最後に、ダイナミックレンジ、もしくはS/N比の話です。
確か、CDは約100dB、クラシックコンサートは約120dB、という話があります。
計ってもいないし、オーディオマニアでもありませんが、コンサート全体としてクラシックコンサートに匹敵するレベルだと思います。
上記のような感想は、以前からそうで、今回についてもそれが劣化していなかったのですが、今回感じたこととしては、良い意味で「熟成」が感じられました。
微妙に、声などいろいろ変化が感じられましたが、それらは「劣化」ではなく「熟成」と言う方が合っている気がしました。
このことについては、由依さんもMCの中で触れていました。
以前の歌を歌うときに、その時の声で歌うのか、変化した今の声で歌うのか、考えるそうです。
今回アレンジで印象深かったのは「ユーフォリア」でした。
元々の「ユーフォリア」はご存じの通り「ARIA」の曲で、私の印象だと
ゆるやかに時が流れる 穏やかな日曜の朝
というイメージなのですが、今回のコンサートでは
爽やかな月曜の朝
のようなイメージに感じられるアレンジでした。
リズムをより明瞭に刻んで、歌い方や演奏のアレンジ的にも爽やかさが感じられる、素敵な1曲でした。
今回の物販に出た「チャーム&チェーン」については、MCで由依さんが珍しく熱く語っていました。
前回のコンサートの際に行われたアンケートで「コンサートに参加した記念になるグッズが欲しい」という意見があったことを受けて今回製作されたものだそうです。
構想から約4ヶ月をかけて完成した、という力作です。
グランドピアノ型のプレートの裏に、グッズ用のサインロゴ、コンサートの日付が刻印されています。
今回はこれにチェーンを付けての販売で、次回以降は「チェーン付き」と「チャームのみ」の販売を企画しているそうです。
「チャームがたくさん付いている人は牧野由依上級者」みたいになったらいいなぁ、というアイデアとのこと。
こういうグッズのアイデア、ファンとしてはとても嬉しいです☆
今回しっかりGETしたので、上級者を目指したいと思いますwww
クラシックコーナーでは、チェロ奏者の方との掛け合いが面白かったです。
とてもノリの良い方で、由依さんの「ゲーム」提唱により(笑)立ってチェロを演奏することにw
それでも演奏は素晴らしく、おちゃめで楽しい方でした。
このMCに限らず、由依さんの人柄が気さくで、これまた良いんです☆
歌や経歴や容姿からは、まんま「いいとこのお嬢さん」なんですが(笑)トークを聞くとすごく気さくで(以前は)日本酒が好きだったり(w)とても可愛い方なので、そういう意味でもハマれます。
パッヘルベルのカノン、本来この曲は弦楽器4名で完成するのですが、「どうせならみんなでやろうよ!」となって、結局由依さんがピアノで加わり、飽きたら即興で和音などのアレンジを入れる、という楽しい演奏をされていました。こういう即興ができるというのも、単なる「歌手」ではない「musician」としての器があってこそ出来るのではないかと。
個人的に室内楽好きなので、とても楽しめました☆
今までの書き方だと、クラシック寄りでとても堅苦しいイメージを感じてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことはないですよ(笑)
端的な例を挙げると、「もどかしい世界の上で」は由依さんがステージ上で歌いながら観客に手拍子を求め、手拍子の中で楽しそうに歌われる、そんな曲でした。
あ、コンサートを聴いている観客もちゃんとマナーを辨えた方がほとんどなので、どこぞの現場等とは雲泥の差ですよ(笑)
みんな、歌に集中して聴き入っているので、アホみたいなプレイをかます輩はいませんねww
MCへのツッコミなどで、ちょっとどうかと思うような方はいらっしゃいますが(苦笑)
コンサート終盤は、毎回とても大切に歌い続けている「アムリタ」→次回コンサート開催決定の発表→新曲披露→アンコール→お色直し→壮大なバラードの新曲→今まで歌う機会を逃していた曲、と非常に良く練られたセットリストでした。
21:30頃 終了。
約2時間半、非常に充実したコンサートでした。
盛り上がるライブも楽しいですが、こういったコンサートも良いものですよ。
次回、12/2(水)も、なんとかチケットGETして参加したいです☆
*****************************
DATA:
牧野由依コンサート ~So Cool~
2009.08.05
於:キリスト品川協会 グローリア・チャペル
18:30 open 19:00 start
○編成○
Vocal & Piano 牧野由依
&
1st Violin
2nd Violin
Viola
Cello
Keyboard
Guitar
☆セットリスト☆
01 天使の梯子 ※歌&ピアノ演奏
02 ウンディーネ ※歌&ピアノ演奏
03 DESTINY ※歌&ピアノ演奏
MC1:今日のコンサートについて
04 永遠の想い ※歌
05 私について ※歌
MC2:フランスの話
06 雨降花 ※歌
07 ユーフォリア ※歌
お色直し
(薄桃or薄紫ワンピ→黒&金ディーラー風 with 金のミニハット)
MC3:物販、特にチャームへのこだわりについて
08 幸せのため息 ※歌&ピアノ演奏
09 you are my love ※歌&ピアノ演奏
――クラシックコーナー――
MC4:チェロ奏者を立たせる(笑)
10 白鳥(サン=サーンス) ※ピアノ演奏 with チェロ
11 パッヘルベルのカノン(J.S.Bach) ※ピアノ演奏 with カルテット
――ここから後半戦――
12 スケッチブックを持ったまま ※歌&ピアノ演奏
13 もどかしい世界の上で ※歌 with 観客の手拍子
14 スピラーレ ※歌
MC5:メンバー紹介
15 アムリタ ※歌&ピアノ演奏
MC6:8/18でデビュー5周年を迎える
12/2に次のコンサート@九段会館 が決定!
16 春待ち風 ※歌 (新曲・初発表・作詞作曲:鈴木哲彦)
――アンコール――
白ワンピドレス、レースの巻スカート風 with 黄の花冠
17 碧(あお)の香り ※歌 (新曲・パリにて初発表)
18 たんぽぽ水車 ※歌 (作詞:河井英里)
Fin.
非常に素敵なコンサートだったので、これはレポを書かねば!ということで徹夜して書きました(笑)
レポを作成する気で参加した訳ではなくコンサートに集中していたので、うろ覚えで誤っている点もあろうかと思います。
正確なデータをお望みなら、他のレポをお探しください。
では、かなりの長文になりますが、よろしければお付き合いください。
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牧野由依さんは、けっこう前から大好きでした。
アムリタ発売インストアの頃はさすがにチェックしていませんでしたが、ウンディーネのインストアあたりからはかなり頻繁にイベント参加しはじめ、それからはずっとファンです。
友人も巻き込んだりしたので、ご存じの方も多いかとw
Yui's CLEF → Yahoo! とガッツリ加入していましたが、その後いろいろとあって(苦笑)前回5月のコンサートは他と予定が被ったために行けませんでした。
その為、生で由依さんの歌を聴くのは久しぶりでした。
---
開場前物販があるかも…と思い、17:30位に到着しましたが、全く気配はありませんでした(笑)
Yui's CLEF時代もそんなまったりした感じだったので、ちょっと安心(?w)しました。
予定通り、ほぼ18:30頃から入場開始。
入場と共に物販向けの待機列が地下に向かって伸びていきましたが、特に混乱もなく粛々と。
今回の販売物は…
生写真3枚セット(A・B・C 3種)各 \1,000.-
牛革使用特製ボールペン \2,000.-
クリアファイル \500.-
チャーム&チェーン \3,000.-
※すべて、サインロゴ入り
でした。
写真は由依さんのイベントでは結構お馴染みです。
チャーム&チェーン、この手のイベント物販では珍しいものだったので気になっていましたが、予想通り、コンサート中に由依さんが珍しく「こだわり」を熱く語るようなアイテムでした。(後に詳述)
---
今回の会場であるキリスト品川協会は、もちろん初めて行く会場だったので、どんな感じなのかとても興味がありました。
会場内に入ると、通常の木製据え付け長イスの他に、左右の通路エリアと最後列にパイプイスが増設されていました。
私は先行抽選で当選しても通常席最後列だったので軽く凹んだのですが(苦笑)一般販売用にさらに増席されていたようですね。それ程の人気&完売ということでしょう。
通常席最後列(17列)でしたが、ステージからそれ程遠くなかったです。
また通常席にはしっかりと傾斜が付けられており、最後列でも前列に遮られることなくステージがしっかりと観られるのは非常に嬉しかったです。この辺がパイプイス席とは違う点だったのかも知れません。
角度さえ合っていれば、視力1.2程度でピアノの運指も見える位の距離&見通しの良さでした。
この教会、ステージ後方はコンクリ壁、左右上方にはパイプオルガン、会場下方の左右は吸音板(?)、会場上方と後方はガラスブロックの壁、という内装でした。
そのせいか、リバーブがかなりきつく感じられました。特に、大きな音がよく回ってこもるような感じで、抜けが悪いように感じられました。やはりパイプオルガン向けの会場だったのかも知れません。
(※私はオーディオマニアではありませんw)
ステージ背後上方にはコンクリ壁の前に十字架があり、照明によって壁に映し出される十字がとても印象的で、演出的に非常にうまく活かされていたように思います。
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牧野由依コンサートに何度も行った経験のある者の感想として、コンサート全体のクオリティの高さが挙げられます。
例えば、コンサート開始時。
BGMがゆるやかにフェードアウトすると共に観客席の照明が落とされ、ステージ照明も抑えられ、演奏者が席に着き、最後に由依さんがピアノに座って、ゆるやかに演奏が始まる・・・・・
非常に深く細やかな、コンサートに対する思い入れや演出の作り込みが感じられます。
今回も同様の演出が見られたのですが、今回に限ったことではありません。
照明は曲のイメージに合わせて色・模様・変化などが巧みに操られます。
音響面では、あくまで由依さんのヴォーカルを立てる形で各楽器の音量が見事にコントロールされています。
各曲のアレンジ、良く歌われる曲でも毎回異なる印象を感じられるようにアレンジが工夫されているので、何度聴いても飽きません。
もちろん、演者の由依さんや演奏者の方々も素晴らしいのですが、それ以前に、こういったスタッフの方々の見事な仕事ぶりに毎回感動させられます。
という印象を持っていたので「今回は久しぶりに観るけど、どうなってるかな?」と思っていました。
結論として、クオリティ落ちてません☆流石でした。
-----
今回のステージ上の配置は、中央にグランドピアノ、左にギター、右前方に左から順に 1st Vn・2nd Vn・Va・Vc、右後方にKeyboard 。
そんな感じで、コンサートは開始しました。
1曲目から癒されます☆
例えるなら、ベホイミ・キアリー・シャナクを同時に掛けてもらえるような感じです(笑)
以前から何故好きなのか、というと、簡単に言ってしまえば
「生歌が CD quality以上」
だからです。
まず当たり前のポイントとして、歌詞間違い・声の調子不良・音程外しなどが非常に稀です。
singerとしては当たり前、なんですけどね(苦笑)
生歌でここまで安定している方は凄いと思います。
そして、歌唱技術が大変優れています。
力強く澄んだ声、ウィスパー、ファルセット・・・これらを「意図的に」安定して使い分けておられるように感じます。
多くの歌手は「音域的に出ないから」「かすれるから」etc. の理由で、コントロールし切れていない、もしくはそれ以外の歌い方が上手くできない、そのように感じることが多いです。
由依さんの歌を聴くと、無理して歌っている感じはほとんどしません。
同じ音域でも、ある歌ではファルセット、別の歌では地声(?)など、意識して使い分け出来ていることが判ります。
発声だけではなく、もちろんビブラートなどの技術も、です。
やはり音大でピアノも含めて音楽についてしっかり学ばれているというバックグラウンドが活かされているのでは、と思います。
最後に、ダイナミックレンジ、もしくはS/N比の話です。
確か、CDは約100dB、クラシックコンサートは約120dB、という話があります。
計ってもいないし、オーディオマニアでもありませんが、コンサート全体としてクラシックコンサートに匹敵するレベルだと思います。
上記のような感想は、以前からそうで、今回についてもそれが劣化していなかったのですが、今回感じたこととしては、良い意味で「熟成」が感じられました。
微妙に、声などいろいろ変化が感じられましたが、それらは「劣化」ではなく「熟成」と言う方が合っている気がしました。
このことについては、由依さんもMCの中で触れていました。
以前の歌を歌うときに、その時の声で歌うのか、変化した今の声で歌うのか、考えるそうです。
今回アレンジで印象深かったのは「ユーフォリア」でした。
元々の「ユーフォリア」はご存じの通り「ARIA」の曲で、私の印象だと
ゆるやかに時が流れる 穏やかな日曜の朝
というイメージなのですが、今回のコンサートでは
爽やかな月曜の朝
のようなイメージに感じられるアレンジでした。
リズムをより明瞭に刻んで、歌い方や演奏のアレンジ的にも爽やかさが感じられる、素敵な1曲でした。
今回の物販に出た「チャーム&チェーン」については、MCで由依さんが珍しく熱く語っていました。
前回のコンサートの際に行われたアンケートで「コンサートに参加した記念になるグッズが欲しい」という意見があったことを受けて今回製作されたものだそうです。
構想から約4ヶ月をかけて完成した、という力作です。
グランドピアノ型のプレートの裏に、グッズ用のサインロゴ、コンサートの日付が刻印されています。
今回はこれにチェーンを付けての販売で、次回以降は「チェーン付き」と「チャームのみ」の販売を企画しているそうです。
「チャームがたくさん付いている人は牧野由依上級者」みたいになったらいいなぁ、というアイデアとのこと。
こういうグッズのアイデア、ファンとしてはとても嬉しいです☆
今回しっかりGETしたので、上級者を目指したいと思いますwww
クラシックコーナーでは、チェロ奏者の方との掛け合いが面白かったです。
とてもノリの良い方で、由依さんの「ゲーム」提唱により(笑)立ってチェロを演奏することにw
それでも演奏は素晴らしく、おちゃめで楽しい方でした。
このMCに限らず、由依さんの人柄が気さくで、これまた良いんです☆
歌や経歴や容姿からは、まんま「いいとこのお嬢さん」なんですが(笑)トークを聞くとすごく気さくで(以前は)日本酒が好きだったり(w)とても可愛い方なので、そういう意味でもハマれます。
パッヘルベルのカノン、本来この曲は弦楽器4名で完成するのですが、「どうせならみんなでやろうよ!」となって、結局由依さんがピアノで加わり、飽きたら即興で和音などのアレンジを入れる、という楽しい演奏をされていました。こういう即興ができるというのも、単なる「歌手」ではない「musician」としての器があってこそ出来るのではないかと。
個人的に室内楽好きなので、とても楽しめました☆
今までの書き方だと、クラシック寄りでとても堅苦しいイメージを感じてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、そんなことはないですよ(笑)
端的な例を挙げると、「もどかしい世界の上で」は由依さんがステージ上で歌いながら観客に手拍子を求め、手拍子の中で楽しそうに歌われる、そんな曲でした。
あ、コンサートを聴いている観客もちゃんとマナーを辨えた方がほとんどなので、どこぞの現場等とは雲泥の差ですよ(笑)
みんな、歌に集中して聴き入っているので、アホみたいなプレイをかます輩はいませんねww
MCへのツッコミなどで、ちょっとどうかと思うような方はいらっしゃいますが(苦笑)
コンサート終盤は、毎回とても大切に歌い続けている「アムリタ」→次回コンサート開催決定の発表→新曲披露→アンコール→お色直し→壮大なバラードの新曲→今まで歌う機会を逃していた曲、と非常に良く練られたセットリストでした。
21:30頃 終了。
約2時間半、非常に充実したコンサートでした。
盛り上がるライブも楽しいですが、こういったコンサートも良いものですよ。
次回、12/2(水)も、なんとかチケットGETして参加したいです☆
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DATA:
牧野由依コンサート ~So Cool~
2009.08.05
於:キリスト品川協会 グローリア・チャペル
18:30 open 19:00 start
○編成○
Vocal & Piano 牧野由依
&
1st Violin
2nd Violin
Viola
Cello
Keyboard
Guitar
☆セットリスト☆
01 天使の梯子 ※歌&ピアノ演奏
02 ウンディーネ ※歌&ピアノ演奏
03 DESTINY ※歌&ピアノ演奏
MC1:今日のコンサートについて
04 永遠の想い ※歌
05 私について ※歌
MC2:フランスの話
06 雨降花 ※歌
07 ユーフォリア ※歌
お色直し
(薄桃or薄紫ワンピ→黒&金ディーラー風 with 金のミニハット)
MC3:物販、特にチャームへのこだわりについて
08 幸せのため息 ※歌&ピアノ演奏
09 you are my love ※歌&ピアノ演奏
――クラシックコーナー――
MC4:チェロ奏者を立たせる(笑)
10 白鳥(サン=サーンス) ※ピアノ演奏 with チェロ
11 パッヘルベルのカノン(J.S.Bach) ※ピアノ演奏 with カルテット
――ここから後半戦――
12 スケッチブックを持ったまま ※歌&ピアノ演奏
13 もどかしい世界の上で ※歌 with 観客の手拍子
14 スピラーレ ※歌
MC5:メンバー紹介
15 アムリタ ※歌&ピアノ演奏
MC6:8/18でデビュー5周年を迎える
12/2に次のコンサート@九段会館 が決定!
16 春待ち風 ※歌 (新曲・初発表・作詞作曲:鈴木哲彦)
――アンコール――
白ワンピドレス、レースの巻スカート風 with 黄の花冠
17 碧(あお)の香り ※歌 (新曲・パリにて初発表)
18 たんぽぽ水車 ※歌 (作詞:河井英里)
Fin.