こんにちは。
GWのプライベート旅行で印象深かったスポットの続編、今回も永平寺です。
仏殿の続きからです。なお、拝殿内も一部を除き撮影可能でしたが、ここで掲載するのは恐れ多いため割愛します。
七堂伽藍の中心に建つ仏殿は、中国宋時代様式の二重屋根に、床は石畳となっています。
中雀門を出て、仏殿へと向かいます。左は僧堂、右が仏殿です。
僧堂の前から見た仏殿です。
仏殿から見下ろした僧堂です。
仏殿中央から見下ろした中雀門。その後ろが山門。
中雀門は小ぶりなため、他の建築の影に隠れがちですが、とても美しいと思います。
仏殿横の半鐘。
仏殿を出て法堂へと向かいます。
途中、承陽殿まえの承陽門(じょうようもん)が見えます。
更に上へと向かいます。
法堂の方から見下ろした仏殿です。
仏殿の方から見上げた法堂です。
法堂の前にやって来ました。
法堂は一般の寺院でいう本堂にあたり、七堂伽藍の最も高い位置にあり、朝のお勤めや各種法要が行われます。ここでの参拝は、他よりも緊張しました。
法堂から見た景色がとても素晴らしく・・・
途中雨も上がり、霧靄が出てきて雰囲気は最高潮に。
次は先ほどみた承陽門があった承陽殿へと向かいます。
ここは開祖道元禅師の御真廟で最も厳粛な場所です。内部は撮影禁止。
こちらは承陽殿から見た承陽門の裏側です。
再び法堂に戻り、ようやく山門の方へと下ります。
右は仏殿です。
さらに下り、大庫院へ。
こちらは大庫院二階の瑞雲閣。
仏殿からみた大庫院。右は中雀門への渡り廊下。
回廊から見た中庭。右には仏殿。
こちらも回廊から見た中庭。左には中雀門。
中雀門は絵になります。
仏膳や僧侶・来賓の食事を作る台所や食堂となっている大庫院。
大庫院の前には大すりこぎ棒。仏殿を建てた際に地固めに使われた棒を、すりこぎに見立てて飾っているとか。
この先、入室不可の浴室を曲がると、最初の山門へ到着します。
これで一周ぐるりと廻ってきました。
往きの時は雨よけの幕が閉じていましたが、雨が止んだためお坊さんが幕を除けてくれました。ゆっくりと廻ったおかげで違った光景を見ることができました。
やはり、中雀門と仏殿が重なった絵が複雑で好きですね。
この写真を最後にして、帰りました。
遅ればせながら、永平寺の全景図です。
この旅のメインと位置づけていた永平寺。
一般的な参拝時間は一時間だそうですが、我が家は三時間ほどいましたね。でもまだ足りないくらいです。
写真もできるだけ見栄え良く撮ろうとしましたが、全く駄目でしたね。記録写真、記念写真みたいになってしまいました。でも無我夢中で撮っていたことは間違いありません。
今回は、建物や仏像の由来を一つ一つかみしめながら参拝、という訳にはいきませんでしたが、機会があれば事前勉強してから再訪したいと思います。
余談ですが、車に戻る途中のお土産屋さんで、胡麻豆腐を買って次の目的地へと向かいました。
以上、永平寺の参拝風景でした。
では、また