埼玉の城-10(人見氏館) | KOHのブログ

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滝へ行こう カメラを持って

こんにちは (^-^)/


埼玉の城 今回は

「人見氏館」(ひとみしやかた)

です  得意げ


場所は深谷市人見。

藤沢小の少し離れた北側です。

やや判りにくい所です。


まず歴史ですが、人見氏は武蔵七党の

猪俣党に属し、人見六郎政経が当初に

居住したのが始まりと云われています。

「吾妻鏡」や「太平記」にもその名が

見られます。

その後15世紀になって深谷上杉氏の

居城となったとき改修が加えられた

そうです。


館の遺構は東西に二つの郭に別れ、

西郭が本丸と考えられています。

現在、山林・畑・住宅となりその三分の

二が破壊されていますが、西側の方が

比較的良く保存されており、二重の土塁と

空堀が確認できます。


それでは見てゆきましょう。


まず案内板です。


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繰り返しますが、場所はこれといった目印

がないため、なかなか判りにくい所にあります。



こちらが遠景です。

北側から南方向に向かって見ています。

すぐ近くを関越自動車道が走っています。


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西郭の土塁です。

用水路と並行して、長く真っ直ぐ伸びています。


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二重の土塁が、どうにか確認できます。


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西の端には竹が生えていました。


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竹藪の中に入りますと、やや深めの堀と土塁があります。


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郭の内側は広めの畑でした。

写真右側が堀と土塁です。


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ここから少し離れた所に、人見氏の菩提寺

「一乗寺」があります。


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こちらが本堂です。


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見どころとしては、人見氏累代の墓とされる

板石塔婆や五輪塔などがあります。


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やや淡泊でしたが、

以上で人見氏館を終わらせて

いただきます。



では、またパー