こんにちは (^-^)/
埼玉の城 今回は
「人見氏館」(ひとみしやかた)
です
場所は深谷市人見。
藤沢小の少し離れた北側です。
やや判りにくい所です。
まず歴史ですが、人見氏は武蔵七党の
猪俣党に属し、人見六郎政経が当初に
居住したのが始まりと云われています。
「吾妻鏡」や「太平記」にもその名が
見られます。
その後15世紀になって深谷上杉氏の
居城となったとき改修が加えられた
そうです。
館の遺構は東西に二つの郭に別れ、
西郭が本丸と考えられています。
現在、山林・畑・住宅となりその三分の
二が破壊されていますが、西側の方が
比較的良く保存されており、二重の土塁と
空堀が確認できます。
それでは見てゆきましょう。
まず案内板です。
繰り返しますが、場所はこれといった目印
がないため、なかなか判りにくい所にあります。
こちらが遠景です。
北側から南方向に向かって見ています。
すぐ近くを関越自動車道が走っています。
西郭の土塁です。
用水路と並行して、長く真っ直ぐ伸びています。
二重の土塁が、どうにか確認できます。
西の端には竹が生えていました。
竹藪の中に入りますと、やや深めの堀と土塁があります。
郭の内側は広めの畑でした。
写真右側が堀と土塁です。
ここから少し離れた所に、人見氏の菩提寺
「一乗寺」があります。
こちらが本堂です。
見どころとしては、人見氏累代の墓とされる
板石塔婆や五輪塔などがあります。
やや淡泊でしたが、
以上で人見氏館を終わらせて
いただきます。
では、また