こんにちは(=⌒▽⌒=)
前回に続き、忍城ゆかりの地を番外編として
ご紹介します。
まずは、忍城にほどなく近い、水城公園です。
釣りを楽しむ人も見られました。
池のそばに「ゼリーフライ」を売っているお店がありました。
これは、衣のついていないコロッケ風の揚げ物で、
小判形をしており、「銭フライ」がなまって「ゼリーフライ」と
なったとか。1ケ60円と安かったです。
お味は食べてからのお楽しみ、ということで
続いては、石田堤です。
石田三成軍が水攻めで忍城を攻略するため築いた
堤防です。
長さ250mほどの堤が、ほぼ一直線状に
石田堤の石碑がありました。
さて、この石田堤ですが、唯一残ったこの場所は
忍城からは4kmほどの所にあり、ここに着くまで結構
遠い感じがしましたが、それもそのはず。
石田堤の外周は、なんと28Km
ということは相当な半径になります。
しかも一週間で作り上げたといいますから、なお驚きです。
しかしよく考えてみると、
外周28kmということは、相当な面積(容積)になるはずです。
また、いくら関東平野とはいえ高低差もあるはずなので
こんな低い堤防では部分的に高さが足りないところも
当然あったはずです。
ゆえにこの広大な面積を、この低い堤で、全て水で
浸せるはずがない・・・ と思ってしまいます。
まあ、結果からは誰でも云えますけど。
もし成功していれば、石田三成の武運も高まり
歴史も変わってたかも知れません。
歴史にifはありませんが、ifを考えた方が
歴史が面白くなりますよね。
悲運の遺構、石田堤でした。
では、また