こんにちは(^-^)/
県別城跡探訪シーズ(勝手に命名しましたが)、
福井県に続き埼玉県をスタートします。
同じく埼玉県の川越城から始まりました私のブログですが、
このような展開になるとは最初考えておりませんでしたので、
やや変則になりますが、ここからカウント1とします。
さて、埼玉県の城跡ですが、あまり派手な場所がない
気がしますが、反面通好みの城跡が多いと密かに
思っております。例えば、
縄張りのお手本とまで言われている「杉山城」
を始め、「鉢形城」、「松山城」など複雑な堀や曲輪で
防御している実戦向きの良い城が残っています
後北条氏に対抗し上杉・武田が入り乱れて合戦を
繰り広げた現場を見ることができますので、
天守や石垣など建物系を好まれる方には物足りない
かもしれませんが、はまる人ははまるでしょうね
さて、第一弾は忍城です。
上で言っていることと、やや矛盾しておりますが、
気にしないでください。
(他の城跡は、追々紹介します)
さて忍城は、石田三成の水攻めに耐えたことで
有名な城です。最近では小説「のぼうの城」でも
話題になりました。
案内版が遠慮がちにありました。
城とは直接関係ありませんが、藩校の高麗門
が移築されております。
門の移築例は色々な所で見られますね。
「諏訪郭の土塁上に移築された時の鐘」という
過去の古い写真を見ましたので、鐘の場所が
変わらないとすればここが諏訪郭跡ということ
になりますが、定かではありません。
ここは城郭の雰囲気を出すためか、門や塀が
至る所にありますが、歴史を感じさせるというよりも
お待たせしました、天守です。ただしこちらでは
御三階櫓と案内しております。
天守=御三階の関係は、ものの本に良く書かれ
ていますので、省略します。
1988年に建てられ20年以上経ちますが、
白くて真新しさを感じます。
中は展示室を兼ねた(外に出られない)展望台
となっております。
かつての御三階櫓は、三の丸にあったはずですが、
今は本丸内に構えています。復元は古文書や古地図
を参考にしたそうなので、形としては全くの架空では
ないはずだけに、位置が違ってしまったことで復興
あるいは模擬天守扱いにならざるを得ないことは、
やや残念です。
ただ、市民のシンボル、さらに町おこしには十分な
役割を果たしているはずで、これはこれで
ありなのかという気もします。
いい例が
「忍城おもてなし甲冑隊」
のパフォーマンスです。もし忍城の御三階櫓が
なかったら、有り得なかったイベントと思います。
こちらは次回、特別編でご紹介します。
お楽しみに。
では、また